1970年11月25日三島由紀夫さんが自死した日。今年は50年という節目ですね。
今日のFMでの小川洋子さんのパナソニック・メロディアス・ライブラリーでは「午後の曳航」が紹介されてました。クリエイティブの曲が流れてて,小川さん好きなんだと。。。
さて,この「レター教室」が話題になっていたので読んでみました。小沢健二さんのエッセイ付き限定本が今なら手にはいります。カバーの書かれてます。
レター教室といっても,五人の登場人物の間でやりとりされる手紙形式です。
その手紙で,物語が作り上げられtいきます。
この本は初読みですが,森見登美彦さんの本にも,この形式のものがあって面白いなと思って読んだ覚えがあります。三島由紀夫さんのこの作品がモデルなのかなとも思いました。
すごく,読みやすく楽しい内容です。登場人物の名前からして,氷ママ子,山トビ夫,空(から)ミツ子,炎タケル,丸トラ一 です。
ただ,レター教室だけあって,というか。三島由紀夫さんだけあってというか,文体は学ぶべきものがありますね。

NOでないことは,もうたしかです。でもまだYESになるには距離があります。

末期的資本主義的頽廃は,芸術を無限に崩壊させ,その自由をファシスト(たとえば三島由紀夫のような男)の手に売り渡す役にしか立たないでしょう。

空気を吸っているくせに,空気の悪口をいうようなものじゃありませんか。


気楽に読める三島作品ということで,どうぞ。。。(^_-)-☆