僕のマイブームが”カポーティ”です。

https://youtu.be/S5B7QIvTbOE

 

 

知らなかったけど、11月6日から「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」というドキュメンタリー映画が上映されるのですね。

 

そんな彼の遺作が、これ「叶えられた祈り」です。
聖テレサの言葉
「叶えられなかった祈りより、叶えられた祈りのうえにより多くの涙が流される」
カポーティは、この作品で彼の属する上流社会の内情をさらしてしまったために、孤立化してしまいました。そして、未完のまま彼はこの世を去りました。

とにかく、いろんな人がたくさんでてきます。実名あり、実名登場ではないけど、モデルがいる登場人物など。。。たとえば、映画俳優のウォルター・マッソーの夫人とか、名前だけだけど、サリンジャーとか、
第一章は、名前が多すぎて、さすがに読むのが嫌になってきたけど、第二章あたりから、とても面白くなってきた。
カポーティは実名登場しませんが、P.B.ジョーンズという名前で登場します。彼はゲイで売れない作家という設定です。

僕にとって、もう一つ興味を引かれたのはこの表紙。
エドワードホッパー氏の『ナイトフォークス』という絵です。別名「夜更かしする人々」僕もその一人です。
僕の好きな片岡義男とセットの南佳孝の「Seventh Avenue South」というアルバムのジャケットに使われています。もちろん、今、そのCDを聴いてます。