サリンジャーの出版物の中では,最も新しいのかな・・・ かつては,発刊されてたようですが,この本は2018年発刊です。

サリンジャーといえば,「ライ麦畑でつかまえて」のコールフィールド家と「フラニーとズーイ」のグラス家のお話が,いくつかの作品に出てきます。

今回は,コールフィールド家。ホールデンの兄も登場。彼ら兄弟は,悲しくも戦死したことをこの本で知りました・・・

サリンジャーは自著を通して,自分自身の思いをかなり色濃く反映させてるんだなと思いました。