父の夏樹さんと娘の春菜さんの本に関する対談です。
児童文学、少年小説、SF、ミステリー、父たちの本の章立てになっていて、いろんな本が紹介されています。
それぞれのジャンルで本当にいろんな本があるんだな、僕なんかでは全然知らない本の方が多いと痛感させられました。そんな中に読んだ本が出てくると嬉しくなったりします。
池澤夏樹さんって福永武彦さんの息子さんなんですね。福永さんの本だと「草の花」しか読んでなくて、この本でも触れられていた「死の島」を読んでみようかなと思いましたが、新刊では発刊されてないようですね。「死の島」は、広島の原爆を扱った物語で、僕の中では、若い頃、大江健三郎さんが原民喜の「夏の花 心願の国」と合わせて紹介されてた本で、原民喜の本は読んだんですが、こちらは当時は長編だったので読まずじまいでした。

ところで、この本は図書館にいったらあったので借りてきた本です。どこかの書評でみたのか、覚えがあったので借りました。いろんな本が紹介されてるので、買って手元に置きたいなとも思っています。