森見登美彦さんの最新作です。

今回は、劇団ヨーロッパ企画代表の上田誠さんの「サマータイムマシン・ブルース」が原案。

これ昔に映画観た。面白かった覚えがあります

ところで、この「サマータイム・ブルース」って、渡辺美里さんと 昔 ザ・フーというバンドも歌ってたけど、どれかと関係あるのかな・・・

 

さて、森見さんの四畳半神話体系の「私」が登場。この四畳半神話体系は、だいぶ前に読んだんで、内用は1忘れてます。。。

その「私」の部屋のクーラーのリモコンが壊れてしまった。どうしたらいいのかというところに現れたのが、ドラえもんに登場型タイムマシンが未来から田村という男と共にやってきた。「私」は、このタイムマシンを利用して過去からリモコンをとってこようとするのだが。そこで巻き起こる騒動。。。

「私」が思いを寄せる明石さんとの恋の行く方、そして未来から現れた田村とは・・・・

 

それにしても、中村佑介さんのイラストは、いいですねぇ

 

それが過去から未来へと流れていくように感じるのは、私たちがそのようにしか経験できないからです。たとえばここに本が一冊あるとしたら、私たちはその内容をいっぺんに知ることはできません。一枚ずつ頁をめくって読むしかないんです。でもその本の内容そのものは、すでに一冊の本としてそこにある。遠い過去も未来もすべてが・・・・

 

この本のラストは

 

成就した恋ほど語るに値しないものはない。