この4巻は以下の4つの短編
・東口ラーメンライン
・ワルツ・フォー・ベビー
・黒いフードの夜
・電子の星
東口のラーメンは醤油系のあっさり味なので、物語も割と軽め。ワルツ・フォー・ベビーは、JAZZファンなら想像できるように、ビル・エヴァンスの曲をもじったもの。JAZZタクシーの話。黒いフードは、ミャンマーからの移民の少年の話。
物語は次第に重くなっていき、こってり味の「電子の星」
電子の星は、場面を想像するだけでも、不気味。心して読んでください。
この物語の主人公のマコトの趣味はクラシックを聴くこと。マコトとクラシックの対比というのも面白く、この巻の解説は、千住明さんという作曲家の方で、今までに、どんな曲が登場してきたのかまとめてくださってる。
ビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デビーをアップしときます。名曲です。
https://youtu.be/W3wq7ejawIA