誰?この人?って。ピンチョンの作品をなぜ読んだかというと、オーウェルの「1984年」を読んだ時、巻末の解説を書いていた人がこの人。すごい上から目線だし、何を書いてるんだろうか、思って、興味が湧いて調べたら、ノーベル文学賞の候補にもなった現代アメリカ文学を代表する作家さんだった。
カズレーサーさん曰く、何かいてるのか理解不能。で、一番とっつきやすいのが、この短編集ということでした。
そんなに面白いストーリーでもないし、ピンチョンさん、メタファーとかあるようで、意識したんですが、分かんない。
たまに、以下のような表現がでてくる
きみと、真の嘘の真実はいつか、ずっとむかしに奇妙に連結されていて、きみが受け身でいるかぎり、きみは真実のおよぶ範囲を意識していられるが、きみが能動的になるとたん、なぜかはっきりと、しきたりを無視したと言えなくとも、少なくとも事物の遠近法を狂わせてしまうのだ。
深いのかなぁ・・・いつか、気が向いたら長編を読んでみます。