この前、リュック・ベッソンのプロヂュースのTAXI2を見てたら、日本の防衛庁長官を輸送するための特殊車両の車を発進させるための合言葉が日本語で「にんじゃー」だった。
風太郎さんの忍者物は、なんでもありだから、すごいのです。風太郎さんは、医師の資格をもつほどの人で博識でも有名な娯楽作品の作家さん。
今回は、忠臣蔵を舞台にした忍者者。
ただ、読んでいてすごいと思ったのは、上杉藩家老の千坂兵部の立場の扱い方。
小さい頃に見た、三船敏郎が大石内蔵助を演じたテレビドラマ大忠臣蔵と同じじゃん。このドラマでは、丹波哲郎が千坂兵部を演じてた。討ち入りが行われている明け方、父を助けようと出陣しようとした上杉藩主を、丹波哲郎演じる千坂兵部が押しとどめる場面が恰好よかったのを、いまだに覚えてる。それと同じ。