読んだところで、なかなか自分の中で消化できないなぁ
のの と はな の二人の手紙やメールのやりとりだけで、語っている
物語は二人が女子高校の二年生の時から始まる
仲のいい二人は、やがてGLに。。。
このあたりで、僕はついていけるのか、と心配
しかし、のの の裏切り行為により、はな は 一度は離れていく。
のの は、東大にはいり、大学院へ。はな は、父親が外交官であったこともあり、外交官の妻になり、40歳を超え、夫はアフリカのゾンダという国の大使となり、大使夫人ということで、アフリカへ行く。
のの と はな は、またメールでやりとりを始める。しかし、ゾンダでは、内乱が再発し、国外へ避難するのだが、はな はゾンダの人々のために、夫を別れ、難民のために働くことを決意し、連絡がつかなくなる。
のの は、はな に何とか帰ってきてほしいと思っているが、そんな中、東日本大震災が起き、自分も被災者のために働こうと決意する。
この本、単純なGLということではなく、いろんな読み取りができてしまう。
愛とは、なんだろう・・・二人は、互いに独占しようとするが、それは永遠には不可能である。気持ちが変わる。死別もある。この物語の中でも、のの はパートナーの一人と死別してる。
はな も、いろいろな遍歴をし、そんなに自立してないかと思われいたが、最後に難民のために働くことを決意する。人類愛なんだろうね・・・
この物語、別の見方からして、二人の関係がGL以外であり得たのだろうか・・・
など、いろんなことを考えさせられた本