ジャック・ケルアック「オン・ザ・ロード」
この本の帯には、こう書いてある。

ビート・ジェネレーションの誕生を告げ、その後のあらゆる文学、文化に決定的な影響を与え続けた世紀の傑作!!
★この本は僕の人生をかえてしまった ボブ・ディラン
★今もぼくが偉大なアメリカ小説の一つと信じている本。トマス・ピンチョン
★言葉を情熱的に愛する者。ヘンリー・ミラー

若い作家サルとその親友ディーンは、自由を求めて広大なアメリカ大陸を疾駆する。順応の50年代から叛逆の60年代へ、カウンターカルチャー花開く時代の幕開けを告げ、後のあらゆる文化に決定的な影響を与えた伝説の書。バロウズやギンズバーグ等実在モデルでも話題を呼び、ボブ・ディランに「ぼくの人生を変えた本」と言わしめた青春のバイブル『路上』が半世紀ぶりの新訳で甦る。

内容は、まさしく題名の如く。ヒッチハイク、車での疾走。。そんな風にアメリカを旅する物語。そこには、ストーリーというものはほとんどなく、彼らが見たアメリカ、エネルギーを無節操に吐き出す彼ら。そんな情景を描いている。文章は、そんな彼らを描写的に描いている。
人と人との出会い、そして、そこには思想的なものはない。生きたいままに生きている。それは、何かに対する反発のようなものでもある。
もっと自分を大切にしろ! 生きたいようにいきろ!