「ペスト」について、続きを書く
この物語の主人公は医師リウー
彼の容貌については、ここ書かれている
「一見35歳ぐらい。中背。がっしりした肩つき。ほとんど長方形の顔。まっすぐな暗い目つき、しかし、顎ははっている。たくましい鼻は、形が整っている。ごく短く刈りこんだ、黒い頭髪。口は弓状をなし、その唇は厚く盛り上がり、ほとんどいつも固く結ばれている・・・・」
僕が想像した医師リウーを示そう
この「ペスト」は、一人称で語られており、その語りては医師リウーであると最後に明かされる
ペストがアルジェリアのオランはやり始めたとき
「こいつは長く続かないだろう。あまりにもばかげたことだから」
今のコロナウイルスに対する思いはどうだろう
「あなたのいっているのは、理性の言葉だ。あなたは抽象の世界にいるのです」
「不幸のなかには抽象と非現実の一面がある」
ペストがアルジェリアのオランはやり始めたとき
「こいつは長く続かないだろう。あまりにもばかげたことだから」
今のコロナウイルスに対する思いはどうだろう
「あなたのいっているのは、理性の言葉だ。あなたは抽象の世界にいるのです」
「不幸のなかには抽象と非現実の一面がある」
ペストは人々にとって抽象という概念でとらわれている。具体的には見ることができない。人々がペストにかかり死んでいくという現実のみがある。
今、現代の人々が、コロナウイルスに対しても、同様なのかもしれない。
「自分たちは何か知らない罪を犯した罪として、想像を絶した監禁状態に服されているだという概念を一層はっきりと感じさせたのである」
「ペストの前ではいかなる特恵的措置は排されねばならない」
「一人一人の者が、万一死にさえしなkれば、試練のおわりにそれだけ近づいた」
「ある変災の絶頂においても、一つの役所が相変わらず事務を続け・・・」
「世間に存在する悪は、ほとんどつねに無知から由来するものであり、善き意志も、豊かな知識がなければ、悪意と同じくらい多くの被害を与えることがある」
「何びとも、最悪の不幸のなかにさえ、真実に何びとかのことは考えることなどはできないということである」
今の、トイレットペーパーを初めとする、異常行動・・・
この物語に 僕たちは学ばなければいけないものが多くあるのかな・・・
僕がもってる本は、平成3年に発刊された本