氏神様の大ケヤキ

 

するすると日が開けて もう5日目

元旦は一家で歩いて近所の氏神様にお参り。 道中で誰にも会わず、境内でも誰にも会わず。

世の中にはうちの家族しかいないのか?くらいな静かな散歩道。

 

久し振りに見た大ケヤキが葉を落としたら、なんだかすっかりやせ細ったように見えて

樹齢400年と推測されてから すでに100年くらい経ってるんじゃないか?

なんとなく、大きな木はいつまでも(少なくとも人の一生くらいの間では)変化しないと思っているから

木だって年を経るのだということを実感すると 一気に自分の時間の流れを感じたりする。

人の変化は速いからなあ。 しみじみ。

 

この年末年始は、簡単にすると言いながら結局はいつも通りに、いつもの物を作って食べて・・

毎度 安定のはずの食材まで高騰したことには揺らぐけどね

「変わらない」ということは 唯一の安心だから。

 

ひとつだけ、いつもと違う変わり種も作ったので それはね

「棒鱈」というものを長女が秋に旅先で購入してきたのだけど、こちらでは見たこともないもので

調べたら関西地方では「おせち」に入れて食すらしい。

水戻しを一週間(水替えしながら)

煮る冷ます醤油入れて煮るを繰り返し 丸一日

誰も正解を知らぬまま出来上がった?棒鱈煮    あのー 固いんですけど?(身は固いけど、骨はサクサクでおいしかった) 

 

あんなカチカチの物が元に戻るのか?との疑問は、「固い」「元の魚には戻らない」を確認した結果になったわ。

これ正解? 誰か教えて。

 

変化も、また楽しんでいこう。