霜の降りた朝

 

2日間気持ちのいいお天気で、庭仕事していると通りがかりのお散歩してるご夫婦が話しかけてくる。

「今年は暑すぎたねぇ」とか「野菜の(種の)撒き時がわからなくなっちゃうよ」とか「霜が2,3回降りないと野沢菜が美味しくならないよ」

とかとか。年末にして、もう次の夏の暑さを憂いながら、なかなか話は終わらない。

 

家に籠って1年。 もっと暇すぎて、人も恋しくなるかと思いきや。

暇にもならず、人との交流もこんな程度にちょいちょいあるし、むしろ「濃い」人間関係がなくなってこれが気楽。

「濃い」といってもたいして友人関係がたくさんあったり付き合いが深かったり・・という相手がいたわけでもないけど。

職場であっても毎日顔を合わせるというだけで、私には濃かったんだなと。(話の内容も愚痴が多かったし)←これが疲れるw

ま、胃腸の消化が年齢とともに衰えるように、そういった関係性も消化に手間取る。

美味しいケーキもほどほどがよい。

 

で、先日の夫の急な体調不良なんだけど

あれがやっぱり単なる消化不良って疑いが一番でね。 もうその日のうちにけろっけろと治りました。

「鉄の胃袋」自慢の夫なんだけど、70過ぎてさすがにそうもいえなくなって

最近は朝の食パン(6枚切り)が、今まで一枚じゃ足りなかったけど足りるようになったと言うんだけど

私はずっと前から1枚で充分なんですがね。 

 

まあ、そういう年齢的なことを考えると、消化不良ひとつとっても

胃腸の不具合?血管?脳?とか 考えられることは次々浮かぶわけで。

とりあえず翌日普通に起きてきて「あーよかった」ってなるわけですよ。

 

50年前の「おとしより」は、今の人たちよりずっと老けて見えたし「老人」だったけど、

見た目と気持ちは確かに若々しくても 体は早々進化してないよ。

病院で様々な不具合を「年齢ですね」といわれて怒るなかれ(笑)

 

ま、自分も他人事ではなく 十分にその域に入ってるんで、一昨日訪れた同年代女子と会話中

「小さな袋(納豆のたれ)とか、ペットボトルの蓋みたいなのが開けづらくなったよね」という話で

指先の力が弱くなったということだけど、わたしは薬の副作用とかもあるのでそのせいだと思ってたけど

そうじゃなくて、普通に「加齢」らしい。 

なんだ、みんな同じか。(え?同じでしょ?)

もうね、そんなことに悩まず便利グッズ使うわ。  抗うなかれ。

 

 

庭のリンゴの木の剪定(剪定しても実はならない)  巣箱を設置していたのでそれを外して

春から夏の間ずっと放置してあったので、中身を確認。こわごわ・・・

今年の春、順調に巣作りしてたぶん卵も・・・というときに猫に襲われて放棄された。

巣立った後の巣箱って、ひと夏超えると虫が湧いたり、虫の卵塊だらけだったりするんだけど

びっくりするほどきれいだった。 卵もそのまま 2個だけあった。

隅々まできれいに敷き詰められた苔(10cmほどの厚さ)。その上に動物の抜け毛などを集めた毛布。

本当なら、あと10個ほど産む予定だったはず。

 

全部出して、日に当てて消毒。 今度は猫にやられない場所を探して設置(バイク小屋の軒下)

暑すぎないように日除け対策もしようかな。