庭の残りの花を

 

 

朝、霜が降りるようになってからも咲き続ける花を摘んで花瓶に挿す。  隣りに置いてあるのは圧力計(夫の仕業)

花台の板も製図版だし年代物だし色合いもあうし まあいいか・・・とそのままおきっぱなしにしてるだけです。

 

夕べお腹の調子が良くなくて朝起きてもだらだらとしていたのだけど、カレンダーを見て「はっ」と思い出したことが。

本日11月23日は人形供養の日!

先週、診察の帰りに寄り道したお寺に張り紙があって、そこで人形供養してくれるとのこと。

そうだった10時から受付だった!と、大急ぎで夫の部屋に駆け込んで 

だいぶ前から処分に悩みに悩んでいたお人形を紙袋に詰めて速攻で出掛けました。

 

片付けに困るもの上位3位に入るんじゃないでしょうか。お人形類。 

子どものお祝いに頂いたケース人形やひな人形。 

雛人形は家庭によってずっと持っているというおうちも多いけど、子供が二十歳になったところで処分するという話も聞いていて

へえ、すっぱり割り切ってるんだなあ~なんて感心したもんです。

が、うちはそれ以外に普通の抱き人形? お目目がぱちくりするあれがね、4体もありましてね。

どこで誰からもらったかも思い出せないのだけど、子供がそれで遊んでた記憶もないw

それが、押し入れの奥でひっそり仕舞われていて、でもこれどうやって処分していいんだ?ってずっとそのままでした。

 

お寺の張り紙には「ぬいぐるみは不可」とあったので、「雛人形類」に限るのだったらダメかしら?と思ったのだけど

受付の方に聞いたら大丈夫ですとのこと。 無事受付してご祈祷料を添えてお願いすることができました。

平安のころからあったらしい「海善寺」  真田氏の時代に上田城の鬼門除けとしてこの場所に建立。

 

人形供養に来られる人もたくさんいたけど、案内してくれる人もたくさんいて皆さんとても親切でした。

受付で住所と名前を書いて、護摩祈祷の札にも名前と裏側にお人形へのメッセージを書くように言われて、

そんなこと考えもしてなかったので(置いてくればいいだけと思ってたので)

メッセージ?? と思ったけど、ここはやっぱり「ありがとう」かなあ?と。 

書いてたら、うちの子たち全然遊んでなかったのに、なんだか泣きそうになってしまったわw

いや、ほんと放置でごめんて。

 

お寺の前にはすでにずら~~~っと、様々なお人形が並んでいて(武者飾りや、フランス人形なんかも)

そして、ご祈祷の護摩焚きのまえに雅楽の演奏がありますとのこと。

何を演奏してくれるのかと思ったら あの童謡の「ぞうさん」(笑) 

雅楽で「ぞうさん」  厳かな感じになってましたよ。

 

このあとちょっと時間が経ってから護摩を焚くというので、そこまではちょっとと ここで失礼してきました。 

次回、ケース人形とかお願いするときがあったら最後までいてみようかな。

とにかく長年気になってたので、供養できてほっとしました。 

 

お寺が街中にあるので周辺が大変混んでいて、とにかく混まないところに行きたいと南の方角へ~。

まだ観光シーズンのはずなのに閑散としてる海野宿。木枯らしが寒かったw

ここでふと思いついて、そういえばこの近く この前行きそびれた美術館の企画展を思い出しそちらへ。

(この前は遺跡へ行ってしまったから)

「吉田博」といえば、知っておられる方もあろうかと・・・その息子さんです。

一家?一族で芸術家。 お父様が有名なだけに苦労されたこともあったようですが、日本よりアメリカで有名になられて

抽象画などもたくさんありましたが、なんといってもこの動物画。

絵本のために制作した 色鉛筆のアフリカの風景、動物たち 

世界一ともいわれる木版画の大鷲も圧巻でした。

「象」のお話の絵本があったら買ってきたかった~。

 

というわけで本日は「ぞうさん」の一日でした。(なんかちがう)