黒斑山とカラマツの紅葉

 

紅葉狩りの季節です!

そんな10月19日 経過観察 診察日

 

次の治療薬は決まっているし入院の覚悟も出来ているとはいえ、なんとなくそわそわしてた数日。

抗がん剤はどれほど効いていただろうか?とか、進行してしまった場合入院も急ぐだろうか?とか

やはり、考えることはいくらでもでてくる。 考えたって想像したって、どうしようもないことはわかってるのにね。

 

3週おきに通ってた時と比べれば お久しぶりな病院は、いやに閑散としていて 混むかと思った採血もびっくりするほど人が少なく

CTも二人待っただけなので、診察予約時間よりよほど早く終わった。

外来受付カウンターに患者会発行の冊子が2冊置かれていたので、それ読んだりラインしたりしているうちに番号を呼ばれて診察室。

 

「最近体調どうですか~?」と聞かれて

咳はずっと出ていたけれど、だいぶ収まったことや、喉の右側が痛い事、リンパかも?というと

触診して、しこりはないことを確認。 

うーん。やっぱりスマホでゲームしすぎだったか?(苦笑)

何か考え事してるとき、つい、単純なゲームやっちゃうんだよね。

最近は、ほんとに考え事が多かった。

それで肩こり、首こり、喉痛 ←たぶんこれ! さすがに主治医には言わないけどw

 

それから、本日の検査結果

「CTの画像で見ると、大きさはあまり変わってないですし、腫瘍マーカーも微増してますが、あまり気にするほどでもないので~

内臓のほうも特に問題ないですね」

「頭痛かったりとかないですか? またMRI撮って確認しましょう。」

とのことで MRI予約して その結果が出る日が診察日に!

 

現状維持!! 次回は11月30日の予定!

やった~~~~~!!! めっちゃうれしい♪

おもわず「うわ~~~うれしいなあ」って言っちゃう。 

主治医反応なし。おいこら。キミも喜んでくれよ。 そーゆーとこだぞ? とは心の声。

 

ドセラムで肝臓の数値が少し悪くなったものの、それもだいぶ良くなってきてた。

夏の間しんどかったけれど、ここまで抑えてくれたんだから感謝しかない。

いま、爪に縞模様が出てきていて、これがたぶん1クールごとのシマなんだろうな。爪の生え際から1本づつ白い横線

3クール目の線が出はじめたところ。

私の夏の記録だわw

髪も柔らかいけど伸び始めている。 来月にはそこそこ伸びてるかなあ?

 

ドセラムに効果があるなら、今後また使うことありますか?と聞いたら

「うーん。そうですね・・・・ありえる・・・あり得ますね」とのこと

まあ、あんまりやりたくはないけれど、使える薬が残されているということは希望だからね。

 

薬の処方は何にもないので MRIの予約手続きだけして会計。

 

結果がどうであれ、診察後はお昼食べに行って、どこか出かけようと思ってた。

だって、週末はまたお天気悪そうだし。 山の紅葉が気になる。今行かなきゃ山は冬になってしまう!

 

夫に迎えに来てもらって、お昼は、回ってないけど回るあれw

抗がん剤で骨髄抑制出ている間は食べない生もの~ (まあ、そうでなくても夏はもともと食べないんだけど)

サクッと済ませて「高峰高原行こうーーーーー!」

 

空は薄い雲が多かったけれど、標高2000メートルは金色だった。

遠くに富士山もはっきり?と見えて~

やがて、カラマツ林の「金の雨」が降り注ぐ道。

 

森のくまさんに注意の看板多数(今年はどこも熊出没多いよね)

歌ほどラブリ~にはいかないから、お会いしたくないわ。(たぶん、あちらも)

 

平日だけど、ちらほらと登山客とすれ違う。

レストハウスで寒いのにアイス食べて~(夫とシェアするつもりが一人で完食)

下界に降りて、道の駅で 「長野県限定 シャインマスカットソフト」の文字にふらふらと惹かれてまた食べちゃったw

(今度は夫とシェアした)

 

味覚は完全ではないけれど、ほぼほぼ戻って来ている。

おなかの調子も悪くはないから、これからしっかり食べて体力も体重も増やしておこう。

 

ひとつだけ残念なのは、嗅覚はほぼ失われた。

金木犀が全く分からない。それだけが寂しい秋かな。