実生の梨
重みで枝が垂れて、通りがかりの頭にごちんごちんとあたるので
一度経験した人(気が付いた人)は皆 玄関に向かうとき一礼して入ってくるwww
稲穂も人も頭を垂れる秋
9月14日 呼吸器内科
諸検査(血液、検尿、レントゲン)はサクサク終わったので、診察予約10時半の30分前には、呼吸器科の待合室に到着。
その時点では進み具合は時間通りと表示・・が。1時間過ぎて「呼吸器内科の診察は50分待ちとなります~」と受付からお知らせが・・
理由は主治医が夜勤明けだったそうで、その引継ぎ?かなにかで始まりが遅れたらしい。
やっと私が呼ばれたのが12時ちょっと過ぎ、診察室に入ったら、いかにもくたびれた感じの主治医がちらとこちらみて
「スミマセンお待たせしました」と頭下げるけど、責められないねその様子じゃ お医者さん大変なお仕事。
「最近の体調はどうですか~」と聞くので、咳が増えてたこと、でもこの2,3日は減ってることなど伝え
アレルギーっぽい感じもするなどというと
主治医は、検査結果の報告から
「レントゲンではあまり(大きさ)かわらないです。 MRIの結果なんですが、脳転移もいくつかありますが小さいままですし
そのうち1つは壊死してるようにも見えます。
血液検査では腫瘍マーカー増えてはいますが、減ってるものもあって、増えてる方もそれほど気にするほどではないと思います
なので、今回の治療しますね」とのこと
うおおおおおぉ!
ドセラム頑張ってるじゃ~~~ん!! がんがん効くとは最初から期待してなかったが、維持できてるのは素晴らしい!
ありがたやありがたや~~♪
と喜んではいるが
今日ここに来るまでは、夫が送ってくれる車の中で
「治療するとまた10日間ぐったりな日がくると思うと、ほんと気が重い。 だけど、これが全然効いてなくて、次の薬になったら
また入院だし、それも嫌なんだよね・・・だから、がんばって10日間やり過ごす方がいいのかなあ・・・」
などと、弱音満載ぐちぐち言ってたのだ。
ま、次の薬で入院が嫌というのもあるけど、それよりも
前の免疫チェックポイント阻害剤から分子標的薬への変更に期間が欲しいという気持ちのほうが大きい。
やはり、かなり開けた方がリスクは少ないのかもしれない・・・一度、嫌な情報を聞いてしまうと、もうそれが不安でならない。
なるようになる・・と腹をくくっていても、なかなか「どうなってもいいさ」とはならないんだなあ。
執着はまだまだあるってことか。
たぶん、主治医も同じことを考えていると思う。
この抗がん剤は、リスクを避けるために次の治療薬までの間を繋ぐものということ。
なので「一応、ドセラムは4クールで終わりにすることが多いので、今回で一旦終わりにします。
この後 経過観察で来月19日にCT撮ってみてそれからどうするか・・・まあ、次はジオトリフになりますが・・」
やった~経過観察! 来月19日まで、今回の副作用が抜けたら何の縛りの無い時間がくる!
ジオトリフが始まれば、また何らかの副作用があるのはわかっている。だからこの無治療の期間はご褒美みたいな時間だ。
どうせそんなに効かないよ・・なんて悪口叩きながらも4クール続けられたことはよかった。
ちゃんと維持できたし、ドセラムありがとうの気持ち。
思い返せば、今までの薬で副作用が強くて途中で断念ということが一度もなかった自分はすごくラッキーなのだと思う。
今回の副作用の10日間もなんとかやり過ごせるよ。
そう思ってガンバロ。そのあとはお楽しみの時間♪何しよう~?何食べよう~?(そればっか)
今日1日が 宝のような一日なのだ。
追記
とりあえずドセラム最後の投与で、治療室ではベッドかリクライニングチェアで点滴するのだけど、前回ベッドで快適だったので
今回はどちらがいいか聞かれて迷わずベッドをお願いした。
ベッドのほうが寝れるんだよね~と言ったら、「この薬眠くなる成分入ってるからね~」と看護師さん。
で、最初に吐き気止めを点滴して、それから眠くなる薬を入れるはずなんだけど、点滴始まったら秒で寝落ちwww
ご丁寧にお布団かけてもらって「暑ーーーーーーーーーっ!」と汗だくで目が覚めたら2時間経過。
治療室内、結構いろんな音でにぎやかなんだけど、全く聞こえてなかったって、どんだけ爆睡!
あ、そうそう。 まったく違う話で 先日私が職場に投げた一石が波紋を広げている模様ww その話はまた別枠で。