2週間ほど前の写真
もう紅葉の時期はとうに過ぎて、はらはらと舞う落ち葉。 2週間なんて早いね。
今日は朝から雨。 1日中雨。
毎朝 新聞開くと、まずお悔やみ欄に目が留まる。
こちらに住むようになって、地元紙に変えたのは、この情報があるから。
ほとんどは高齢者。100歳越えも多い中、5,60代もちらほら混じる。
今朝は、その中に知った名前を見つけてしまった。
引っ越してきて、最初のママ友になった人。
男の子3人いて、その上の子と下の子がうちの姉妹と同じ年だった。
どちらも保育園が一緒だっただけで、小中とクラスは違ったけれど、家も近いのでよく行き来してた。
スパスパと歯切れよく物言う人で、そのさっぱりしたところが気が合って
うちの子が学校行かなくなった頃も、最初はそこのところは何も言わず受け止めてくれていたけれど、
少しづつ会話が合わなくなって、私も仕事始めたりして疎遠になっていった。
もう、だいぶ前だけどスーパーで見かけて 久しぶりだねなんて声かけて、その時にすごく痩せたように見えたから
うっかり「痩せたんじゃない?」なんて聞いたけど、そう?っていっただけで、あとは子どもの近況みたいなことを少し話しただけだった。
その時以外 年賀状だけのやり取り。 毎年夫婦二人の写真入りで、あちこち旅行先で撮ったと思われる写真だったけれど。
私は2年前に年賀状を辞めてしまい、今年彼女から届いたはがきには、やはり旅先の写真と還暦になるので年賀状を卒業しますという印刷。
ただ、その写真を見たとき。 彼女が何か大きな病気ではないかと、うっすら感じた。
いまさら、どうしてる?とも聞けず、以前会った時も、そういうことは聞かれたくないという雰囲気もあったし
わたしだって、自分がこうだとわざわざ伝えに行くほど、付き合いがあるわけでもなく。
ただ、そのままにして 誰に聞くという相手もいないまま 時間が過ぎた。
今日この訃報を知って、やはり・・という思いと、なぜ・・という思いと、あとは何とも、ただ複雑な気持ちで一日を過ごした。
友人ががんに罹った場合、どう接したらいいのか?
というのが、先日の講座での「難しい質問」
わたしなら。。という前提のもと「今までのまま、変わらずそのままで」としか答えられなかったけれど。
やはり、それだって人によりけりだと思う。病気になって、人間関係を断捨離する場合もある。
今まで通りが、苦痛になる場合だって 病気になった側にもあるということを 知っていたはずなのだけど。
そんなこと
うまくいえないよ。
彼女はどう思っていただろうか。