7月15日~ 21日
雨がずっと続いてる
テレビも見ないので 世間がどうなってるかわからないけど
おうちで農業をされてる方などが、収穫の心配をしたりしている
Fさんの個人情報をこちらから聞いたことはない
年齢とか家族とか 最初のころ「僕の妻が」と言っていたので妻帯者だということを知ってるくらいで。
リハビリ室に向かいながら ふと
平成のコメ騒動って知ってる? って聞いてみた
冷夏でお米とれなかった年があってさー タイ米とか買って食べたんだよね
今年、お米大丈夫かなぁ? と
そしたら
「あ、僕 なんとなく覚えてます! 小学生の時だったかなあ? オヤジがそんなこと騒いでた」
というので
あ、じゃ、Fさんは今これくらいの年齢なんだ! と、計算してしまったw
それは、次女が生まれる前の年の出来事だったので
わたしより 20コほども若い 個人情報をもう一つ得たw
けして、それを知りたくて聞いたわけじゃ無いが、あまりにみんな若いから、年齢予想して話さないと
時々激しくジェネレーションギャップを感じてしまうのでねw
Fさんは、なにかにつけて「無理はしない!」と言ってくれる
そういわれるたびに いや? ヘタレた人生送ってるので 無理なんかしたことないよ
そもそも努力とか根性とか勤勉とかそういうのから もっとも離れたところで生きてきたんだw
と、自分を振り返る。
わたし、こんなふうに病気のこととか平気で誰にでも話すし、今までにも 子どもの不登校の時とかも
わりと平気でいたせいか 他人からは 「あなたみたいに強い人いない」とか言われてきたけど
それは強いとか 弱いとか そういうことじゃあないんだよ
私は、そんな強い人とかじゃないって、自分がわかってるから そもそも無理なんかしてないのw
それから、ぽつぽつと かいつまんでパニック発作のことなんかも話した
黙って、遠くを見ながら聞いてくれたFさんが
今度は自分のことを語り始めた
「僕は 最初からこの職業じゃなかったんですよ・・」と
それから、全く分野が違った前の職業のこととか この仕事についた経緯とか 奥さんのこととか
さすがに、ここに個人情報書くわけにはいかないけれど
たくさん 話してくれた
年齢に差があっても、性別が違っても、 私と同じような経験もあって たぶん 彼もそう思ったからそんな話をしてくれたんだと思う。
でも、だから同じだとはけして言わないし
だから、あなたのことを理解できるとも言わない
お互いに お互いの経験を話しただけであって それだけである
一つだけ
今の職業は、(自分に)あってると思う? と聞いたら
嬉しそうな顔して 頷いた
私もそう思う 深く同意した
この数日は、リハビリに エアロバイクを使っていた
脈拍をみながら ペダルを漕ぐ
これも、無理をしないで 会話ができるペースで10分
終わると少し息が上がる
そしたら 20段階に分けた表(かるい ややかるい きつい ひどくきつい などの自分での判断表) を見せられて 「今はどの状態?」と聞かれる
あー?11?とか適当に答える
ところが、前日のことは忘れるのであるw(わたしはね)
次の日には 12 とか 14とか言ってるらしい(数字が上がると 自分で感じる負荷は軽いという感想)
「え? すごいよ!昨日より全然 楽になってるじゃん!」
それは、それだけ筋力もついてきたということなのであるが
わたしは正真正銘豚もおだてりゃ木に登る 豚なので
おそらく、そうやって喜ぶFさんを見るのがうれしくて
無理してるのだと思った
「退院するころには 15分に時間伸ばそう!」 そう言ってたけど
4日目で このトレーニングは終わった