涙雨。
昨日の夜から朝にかけて雨。
起きたときには雨はやんでいた。
朝ごはんを食べていた上の子が窓の外を見て
叫ぶ。
「虹!」
おじいさんはあの虹を登って天国にいくのかもね、と教えた。

虹の後は風が強かったけどいい天気。
過ごしやすい気候。
秋晴れ。

火葬後、お骨を抱いて出発しようとする車のそばに変な動きをしたとんぼが止まった
じっと動かない。
車がいってもそこにいて、なんとなく背中?を撫でたい衝動に。
背中を撫でる。それでも動かなかった。
もしかしておじいさんだったのかな?なんて思ったり。思いたかったり。
戻る車にもとんぼがしばらくついてたり。

実家に買えれば座ってテレビを見ている気がする。
寝ている気がする。
施設にまだ、いるのかなって。
なにかがかたっとして物音がしたらそこにいるの?と。

ポーチの電気はつけておこう。
命日の日には必ず好きなもの買って手を合わせに行くよ。
2人のひ孫もつれて。

お葬式で、おじいさんにと仏壇の前で上の子が言った「愛してるよ」の言葉。
写真を見ると涙が出るよ。

昨日の今頃はまだ生きていたのに、が
一昨日の今頃は、となって。
一週間の今頃は、一ヶ月はとなっていくのかな。

寂しいなぁ。
悲しいなぁ。
いないことが夢のよう。

ありがとう。
おじいさん。