出産日前日から帝王切開までの記録です。
入院日(出産日前日)
コロナの影響で主人とは病棟の入り口でバイバイ。
面会にも来れないので荷物多め。
けど結局色々足りなくて次の日もってきてもらうことに。
困ったのが延長コード。
電波がめちゃくちゃ悪くスマホの電池の減りが早い。
充電器のコードはベットまでジャストな長さ。
とても不便だった。
あと失敗したのが水。
術後に寝たまま飲むということでストローつけて飲むペットボトルのキャップ?を準備してたけど、肝心の水を準備し忘れ。
買ってもってきてもらった水を装着しようとしたら!はまらない!
病棟の自販機にあるのはその水のみで、探して別のを買ってきてもらった。
なぜかそのメーカーのだけはまらないらしい。
なーぜー
3つ目の失敗
病棟で履くスリッパに健康サンダルを持ってきたこと。
病衣やタオルはレンタルすることにしてたけど、スリッパが含まれていないものだったので自分で準備。
いざ履いたら足が痛すぎる。
体重が増えてるから当たり前だろうに痛くて歩けない。
結局別をもってきてもらうまで履いてきたサンダルを履いていた。
けど足が浮腫んでやっぱり痛い。
楽しみなのはご飯。
やっぱり、糖尿病食だった。
総合病院なので質素なんだけど、ご飯の量がなんと180g!
妊娠糖尿病の人ならその多さに驚くと思う。
「これ一気に食べたらアウトじゃないか?」
しかも果物までついている
と思いながら分食もないし、食べないとお腹がすくので完食。
2時間後血糖は大丈夫だったー
夜も完食。血糖値もセーフ。
夕食後、絶食。
水は次の日の9時まで。
血糖値は手術室入室前まで。
夜は何度も目が覚めて眠れず。
出産日(帝王切開当日)
点滴をして血栓防止靴下履いて血糖値測って準備OK。
車イスで手術室へ。
手術のため家族が病院内で待機しなければならず主人が廊下に立っている。
少し話して、空の保育器とエレベーターへ。
6年前と同じ。今は空の保育器も帰りは赤ちゃんがいる。
手術室へ。
赤ちゃんが元気に生まれてくるための帝王切開。
背中に麻酔をかけるのだけど、痛み止めの注射をするのがまず痛い。
中々麻酔がかからず10回くらいは注射をしたんじゃないか。
高い手術台の上でおさえられ、左向きに丸くなり注射回数を数える余裕なし。
そんな中でもたまお(胎児ネーム)は元気に動いている。
麻酔がかかるまでの長い時間、自分に言い聞かせる。
「ママは大丈夫だから元気に無事うまれておいで」
心の中でひたすらたまおに話しかけた。
麻酔が完了するまで1時間くらい。
そこからは仰向けにされ、手術準備。あっというまに整う。私はされるがまま待つ。
2回目の帝王切開ということで赤ちゃんが出てくるまでは20分くらいかかるそう(前回は5分)
横に時計があり、手術開始からの時間が見える。
手術開始から13分後、
赤ちゃんの泣き声と共に「おめでとうございます」の声
自然と涙が出てきて、「ありがとうございます」の声は出ず。
頭のところにつれてきてもらうと
赤ちゃんは目をぱっちり開けていた。
指を出すとしっかり握ってくれた。
涙が出る出る。
とてもかわいい。
私より先に 手術室を出て行く。
ここで私は麻酔をいれてもらい寝ることに。
前回の帝王切開で、その後の処置の時間が長く辛かったので聞いたら寝せてくれるそう。
完全に眠るわけではなく、遠くに話し声が聞こえるくらいらしい。
といいつつ、次に目が覚めた時には全部終わったあとだった。
聞けば出血2000㏄以上。
羊水を含む総量だけど多量の出血。
私は寝ていたのでなんとなく
「そうなのかー」
くらいにしかその時には思わなかったけど、
しっかり目が覚めてからはその出血量の多さに
“出産は命懸け”
と改めて思った。
続く