最近では、エコ意識の高まりからよく見かけるようになった「紙パックの水」。
そんな中「富士ミネラルウォーター」の紙パック水は、名前に「富士」って入ってるし、「これは富士山の天然水だな」と思って買ったんだけど……
調べたら、富士山の水じゃなかったんです。
「富士ミネラルウォーター」=富士山の水だと思ってた
まず正直な感想。「富士」って名前についてたら、100%富士山の水だと思いますよね?
しかも紙パックに入ってるなら、環境にも配慮してて中身もこだわってる…そんなイメージ、勝手に抱いてました。
採水地はどこなのか調べてみた
「じゃあ一体どこから取った水なの?」という疑問。
調べてみると、富士ミネラルウォーターの採水地は『山梨県富士吉田市』とのこと。
はい、確かに「富士山のふもと」ではあります。が、よくある「富士山の天然水」とはルートが違うんです。
一般的な「富士山の水」として売られている商品は、たとえばこんな場所から採水されてます。
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静岡県富士宮市(南側の湧水地帯)
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朝霧高原
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忍野村 など
これらは火山岩層を通ってミネラルが多く溶け出したエリア。
一方、富士吉田市の水は「富士山の天然水」とは成分も水源も異なるんです。
ちょっと名前に惑わされてしまうよね
そもそも「富士」という言葉は地名として使えるので、「富士ミネラルウォーター」という名前自体に問題があるわけではありません。
でも、何となく「富士山の水=きれいで特別な水」というイメージを持ってる人が多いはず。
だから、
「富士って書いてあるし、富士山の天然水でしょ」
と無意識に思って買ってる人、けっこういると思うんです。
私もその一人でした。
紙パックの水も「イメージ」で選ばない
今回わかったこと:
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富士ミネラルウォーターの紙パック水は、富士山の水ではない
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採水地は山梨県富士吉田市
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「富士=富士山の天然水」という思い込みには注意
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紙パックという形状にこだわるなら、中身の水にも目を向けたい
紙パックの水=全部が特別な天然水、というわけではない。
これからの時代は、見た目やネーミングだけじゃなくて「水の背景」も知ったうえで選ぶ時代なのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
「この紙パック水も気になる!」「他のブランドとの違いも知りたい」などあれば、ぜひコメントくださいね。