さて、
あなたは感情に流されやすいですか?
感情の持つエネルギーはとても大きいため
呑み込みこまれては、ひとたまりもありません
よね。
それはもちろん、良くも悪くもです。
ではそのまえに、感情に流されやすいとは
一体、どうゆうことなのでしょうか?
それは、一言でいえば、論理的な正しさよりも
感情の善し悪しによって、行動が決まってくる
かどうか?ということです。
例えばわかりやすく算数でいえば、1+1=2
ですが、感情においては答えは人それぞれで
あり、そこに正解はない、ということです。
つまり、いくら正しい論理だったとしても行動が
起こせず、逆に間違った論理だったとしても、
感情が動いて、行動に移せたら、そっちの方が
良かったりする場合もあります。
なにがいいたいのかというと、人が行動的に
なれるのは、感情が決めている、ということです。
どれだけ正しいことやあらゆる情報を知っていても
行動がなければ、それは、たんなるもち腐れであり
絵に描いた餅にすぎません。
しかしだからといって、ただ感情に流されて行動
するのではなく、その中で理性をもって判断して
いくということも大事になってくるわけですね。
スピリチュアルの視点でいえば、
肉体(体)→幽体(感情)→霊体(理性)であり、
あくまで、感情を操作できる理性をもちあわせ
行動していくことが、生きるうえでは大事とされて
います。
なので、感情をうまく行動に結びつけ、一歩下がって
全体を見る視点も同時に意識していくことで、理に叶
った生き方へと繋がっていくというお話です。
感情的になりやすい人や、行動自体に深みがなく
単発で終わってしまいやすいという人は、この理性
というものを意識されてみてはいかがでしょうか。
理性というのはある意味、客観的に自分をみることが
できている、ということですから、自分がどんな感情の時に
行動できて、どんな感情だと行動できないかが別の視点からみえます。
感情をより理解できれば感情をコントロールする力も自ずと
備わってきます。