でも、2013年の一年間は、ぼくにとっては『挑戦・再開』がありました。挑戦は、施設での仲間の代表としての〝会長〟に、全力でのぞんだ事です。
7年くらい前にも一度やったけどその時にはことあるごとに失敗ばかりで、今回はその時のことはわすれて新たな気持ちで、分からなければ職員に相談してぼくのできる限り努力してきました。
それに、仲間一人一人の様子とか気持ちなどを常に知っておこうというのが自然に身につき、そうする事で今までになかった発見がありました。
半年たって、ぼくの目指す必殺仕事人ならぬ〝カリスマ仕事人〟にはまだまだほど遠いですが、会長としての〝責任感〟は大きくなったと思います。
それから、個人的な事ですが、スマホを買ったというのもぼくにとっては大きな出来事でした。ネットショップの仕事でiPadを使っているので、思ったよりもカンタンになじめて、LINEも始めたので新しいコミュニケーションも出来るようになりました。
再会は、まずはかつて、ぼくが特別支援学校を卒業して通い始めた小規模事業所で(今の施設に変わるまでの)2年間お世話になった職員が、この夏にぼくたちのグループに戻ってきた事です。
あまり細かい事は書きませんが、ぼくが〝社会人〟になったばかりの頃にお世話になった人と、また仕事が出来るというのがうれしくて、また、昔の思い出話も出来て、施設に行くのが楽しくなりました。
それからこれは挑戦とも重なる部分がありますが、昨年度まではたまにしかやらなかった〝染め〟の仕事の数を増やせたのも大きかったです。
草木染めと花びら染めという2種類で、どちらも『自分の力でステキな色合いに染め上がる』という感動と喜び、そしてそれをお客さんが買って下さるという感謝の気持ちを一度に味わえるすばらしさに再開できました。
そしてコチラにも個人的なのをひとつ。コーエーの会員制サイトに入会して、〝三国志の世界〟と再会できたということです。
これでやっと、〝新しいPCで三國志をやる〟という念願もかない、先日のアップにも書いたように文学には全く興味のなかったぼくにその魅力を教えてくれた作品でもあるから、ゲームを始められたというのは大きかったと思います。
ほかにも、ぼくにとって色んなことが起きましたが、そのどれも、ぼくの身の回りの人たちがいなければ実現はしませんでした。それに感謝をして、来たる2014年もその気持ちを忘れる事のないよう、一日一日を大切にして生活していきたいと思います
