クリニックの仕事が決まったものの、全然シフトに入れず、掛け持ちしようと探した時に見つけて採用されたのが、選挙の期日前投票の受付でした。期日前投票の期間だけ、シフト制で働きました。覚える事はあまりなく、期日前投票に来た人の対応をする仕事で、気楽でした。

それが終わってからは、クリニックや病院の受付、事務の仕事を探したものの、上手くいかず一旦諦めて販売職に切り替えるのも、中々仕事が決まりませんでした。

やっと決まったのが、短期で年賀はがきの販売の仕事でした。とにかく短期でも、社保に入れなくても、少しでも稼がないと貯金は減る一方です。

年賀はがきの販売の仕事は、郵便局の前、外での販売と、駅前での出張販売、ショッピングセンターでの出張販売と3ヶ所あり、シフト制で勤務場所も固定ではなく変わり、仕事をしました。

朝から夕方までのシフトの時は、お昼1時間休憩がありました。ショッピングセンターでの出張販売の時は、バックヤードを通って年賀はがきの販売ブースをセットしました。普段は入れないバックヤードを通れるのはワクワクしました。休憩も、スタッフ専用の休憩所で休憩出来るのも、ショッピングセンターの裏側が覗けて楽しかったです。

郵便局自体は高校1年、2年、短大1年の時の冬休みに、年賀状のバイトをしています。って言っても短大1年の時はお歳暮の仕分けの方に配属されたのですが。

短期とは言え、初めて販売の仕事をやってみて、楽しかったです。売るものが年賀はがきだけなので、難しくありません。

しかしこの短期バイトだけでは、接客経験としては弱いであろう事は予想していたので、短期バイトが終わった後の職探しをどうしようか、悩んでいました。

せっかく医療事務の学校にまで通い、資格を取ったと言うのに、医療事務もダメ、接客業もダメ、事務職はパソコン使いこなせないならダメで、また工場勤務に戻るのでは、親から何を言われるか分かりません。私も絶対に戻りたくないと思いました。