短大2年から登録した日雇い派遣。登録してすぐは全然働いてなく、出会いカフェに通ったりしていたのですが、出会いカフェをきっぱりやめてから、学校が休みの日に働いていました。

働ける日に予約を入れて、前日の夕方、派遣の事務所に電話をして、仕事があれば紹介してもらって行くシステムです。その為、予約を入れたら必ず仕事がある訳ではありません。仕事がない日も多々ありました。

また、最初の頃はそこまで遠くない勤務場所を紹介してもらえましたが、ある程度回数を重ねると、遠くの仕事(現場)を紹介される事が増えました。

事務所スタッフのお気に入りの人には近場の楽な仕事、そうじゃない人には遠くのキツい仕事を紹介するらしい、と噂が流れていました。

仕事は主に工場のライン作業で、ひたすら同じ事を繰り返します。コミュニケーション能力はあまり必要とされず、覚える事もあまりなく、コツコツ作業するのが得意な人には向いていると思います。

短大卒業後は平日月〜金で予約を入れていました。仕事があったりなかったりで不安定ながらも、日雇い派遣をやめるつもりはありませんでした。今から思えば日雇い派遣じゃなくて、ちゃんとした派遣会社に登録して、1〜3ヶ月契約(更新あり)の仕事に就けば良かったなと思います。ただ当時は日雇い派遣の方が煩わしい人間関係がなく、一度行った工場で合わないと感じたら次回から断れるし、コミュニケーション能力が低くく、人間関係を築くのが苦手な私には、日雇い派遣が気楽でいいと思ったのです。

しかし日雇い派遣は、かなり面倒です。派遣先の工場(現場)最寄駅に、同じ日雇い派遣のメンバーで集合して、固まって現場に向かいます。家を出る時には出発コールを事務所にして、到着したら点呼があり、リーダーさんが
「全員揃いました」
と事務所に連絡を入れます。

仕事が終われば、交通費1000円超えた分の請求の電話を入れ(電話を入れないと交通費出ない)、翌日の仕事確認の電話を入れ、とにかく電話電話で面倒でした。

タイムカード代わりの勤務表みたいなのを書き、現場の担当者に最後に印鑑を貰って帰ります。給料は事務所に勤務表を持って行って、手渡しで貰えるシステムでした。

正直長年日雇い派遣って人は、日雇い派遣以外の仕事、正社員とかが厳しそうな人が多い感じがして(私の個人的偏見です)、めちゃくちゃ仕事出来てコミュ力も高くて、この人日雇い派遣なんて勿体無いって思っていたら転職活動中で、直ぐに正社員の仕事決まって短期間で辞めていきました。