バイト⑥
年末年始の郵便局のバイトなら、冬休みに入ってから開始されると思っていたのに、採用通知を見たら年末年始の採用ではありませんでした
仕事内容は、郵便局のお歳暮の仕訳のバイトで、勤務先も郵便局ではなく、別のお歳暮配送センターみたいな場所でした
おじいちゃんの家から近く、自転車で行ける距離でしたが、冬休み前からシフトを入れられており、まだ学校があった為入る事が出来ませんでした。
私は電話をしてその事を伝え、なんとか学校が冬休みの年末年始に働けないかと相談したのですが、返ってきた答えが
「学校がある日は休んで。冬休み始まった●日からシフト通り入ってくれていいで」
との事でした
時間帯も分かれていて、遅番なら学校終わりになんとか間に合うかもしれないので、遅番に変えてもらえないかとの相談にも
「変えるのは無理やから休んで」
との事でした。
お歳暮の仕分けは年内に終わってしまうし、シフトの半分は学校で休む事になり、思ったより稼げない事がショックでした。
こんな事なら結婚式場のバイトを〜などと後悔しましたが、今更どうにもなりません。
いよいよバイト初日、郵便局のバイトなのに郵便局ではなく、別の配送センターに出勤するのは不思議な感覚でした。
荷物を仕分けして行くだけの作業で、重い荷物は男性が持つから軽く荷物だけを仕分けたらいいと言われました。
バイト前半は来れなかった事情を説明しましたが、誰も気にしていないようでした。
仕事内容を聞いて早速仕事を始めたものの、お歳暮の仕訳バイト後半は、わりと暇でした。私が休んでいた期間はめちゃくちゃ忙しく、常に仕分けする物が沢山あったようですが、私が入ってからは暇で、たまに荷物が入ってきて仕分けする程度でした。他にやる事もなく、１日４時間のバイトで、暇過ぎて何度も
「やる事ないから休憩してきていいよ」
と言われ、こんなんで時給貰っていいのかな
と思う程でした。
更に後の方になると、休憩終えて戻ってもやる事なくて、ほとんど仕事しないまま終わる事もありました。最終日から２日前ぐらい、年賀状の方が忙しくなってきて、配送センターでの仕事ではなく、郵便局の方に行って仕事をするように言われました。
郵便局では年賀状の仕分けをしました。配送センターでの仕事と違い、常にやる事があって良かったです。
そして郵便局のバイトが終わり、次のバイト探しに苦戦するのです。