これまで超ロングにしたいという願望があり、何度も伸ばそうとするのですが、量が多い私は伸ばすと乾かすのに時間がかかる、伸びてくると絡まりやすい、カラーもしてるから傷んでくる、などの理由により、途中でバッサリと切ってしまいます。

毎回美容院行く度に、伸ばすかバッサリ切るかで悩むのですが、悩むならバッサリいこう、どうせ髪の毛はまた伸ばせるんやし、と思ってバッサリいくことが多いです。

バッサリと言ってもボブかショートボブ。もうベリーショートには絶対したくありません。ベリーショートは顔の大きさが強調される気がして、本当に大嫌いです。子供の頃あれだけ似合うと言われて育ちましたが、今でもベリーショートが似合っていると思った事はありません。

今だったら
「本当にロングヘアは似合わないか、試しに伸ばしてみたい。まだロングヘアにした事もないのに、勝手に似合わないって決めつけるのはおかしい」
とか言ってみたかったなと思います。そしたら母はきっと
「屁理屈言わへんの。あんたの髪質ではどう頑張っても綺麗に伸ばせへんの」
って言われて、どうせ聞き入れてはもらえないんだろうなと思います。
「実際に伸ばしてみて、綺麗に伸びてないのを見たら納得して諦めるから」
とか、今だったらいくらでも抵抗出来そうな気がするけど、まだ幼稚園や小学校低学年では、そこまで言えないですよね。

「ロングヘアも似合うかもしれない」
ぐらいはもしかしたら言ったことあるかもしれませんが
「あんたの髪質では〜」
と言われると、当時はそれ以上何も言えなくなっていました。

あの当時の私がドライヤーで乾かすとか、ヘアアイロンとか知っていたとして、母に伝えていたとしたら
「そんな面倒な事言わんとって」
とか言いそうです。

子供の頃の写真を懐かしくなって見返す機会が何度かありましたが、子供の頃の写真は全てショートカット。ベリーショートにスカート履いてるからまだ女の子感出てるけど、パンツスタイルなら完全に男の子に間違われそうな程短くて、子供の頃の写真は全て嫌です。七五三や入学式などの記念写真もショートカット、髪の毛をくくったり、可愛いヘアピンとかカチューシャを付けてる写真が1枚もありません。

髪の毛を伸ばし始めてから、子供の頃出来なかった編み込みや三つ編みをやりたいと思いましたが、不器用で自分では出来ませんでしたガーン憧れのポニーテールは簡単に出来るので、今でもたまにポニーテールはやります。
結婚式に呼ばれた時に、美容院にヘアセットを頼み、その時に憧れだった編み込みや三つ編みにして貰った事があります。大人になって初めてやったもらった時は、めちゃくちゃ嬉しかったし、こんな髪型を子供の頃にやりたかったなと思いました。今更言ってもどうにもならない事ですが。

そんな私は小学生の頃、ロングヘアに憧れるあまりある事をやっていました。

それはお風呂に入る前に、トレーナーを中途半端に、頭に裏返しで被った状態にして、鏡を見る事。トレーナーの袖の部分が胸まで垂れ下がってる状態を、髪の毛を2つにくくってるみたいに見立てて、もしもこれが本当に私の髪の毛だったら…と想像で楽しんでました笑頭を振ってトレーナーの袖がブンブン動くのを見て、まるで髪の毛が動いているみたいと想像したり。ほんの少しの間そうやって想像で楽しんだ後、トレーナーを脱いだらいつものベリーショートの髪型が見えて、頭を振っても髪の毛がバサバサ動く事もなくて、落ち込んでいました。

この遊びは小学校中学年ぐらいから、髪の毛くくれるようになるまで、長く続けていました。トレーナー限定なので、夏場はできませんでした。脱ぐ時に少し鏡を見て遊ぶ程度なので、親からは遊んでいるとは思われず、何も言われた事はありません。

まぁ言ったところで
「そんなに伸ばしてくくりたいのなら、希望を叶えてあげよう」
とはならないですからね。むしろ
「そんな変な遊びはやめなさい」
って怒られたかもしれません。

以上、憧れだった髪型の話でした。

次回からはいよいよ高校時代に突入したいと思います。中学時代よりも長くなります。中学時代よりも更に書きたいことが沢山あります。

高校時代は中学時代より更に辛い事だらけなので、正直今から思い出して辛くなりそうです泣頑張って書きます。

注意このお話は、私個人のお話であり、場面緘黙症の方全てに当てはまるわけではありません。私は幼稚園・小学校では全く喋れませんでしたが、人によっては国語の本読みは出来るとか、大勢で声を出す時は出せるとか、時と場合によっては喋れる人もいるみたいですし、人それぞれです。

今でこそ場面緘黙症と言う言葉が知られるようになり、様々な本が出版されているようですが、当時はまだまだだったと思います。私は障がい児学級に入っていた時期もありますが、当時だから入れたって事もあるのかもしれません。

あくまで私個人の話として、これからも読んでいただけると嬉しいです。