東国原英夫氏のセミナー | ~結びつける共創コーチとなり心を活かし人を活かすために~

~結びつける共創コーチとなり心を活かし人を活かすために~

家業の運送会社の経営の一翼を担い、
共創コーチングを勉強し共創コーチとなるぞ!!                  

「訳あって無職の東国原でございます。」

で始まったセミナーだった。


こんなに大勢の大人が笑っている・・・。


すごい、やっぱり凄い!!


こんな単純な感想ではあるけれども、それがポイントだったように思う。


様々な講師のありがたいお話を聞く機会が増えた数年間だったが、

「この人だったら、この運送業界を盛り上げることができる、変えられる」

心底そんなことを感じたことはなかったが、

東国原さんであれば、どんな業界においてもその業界ごと変える力が

あるのではないかと思った。


”ピンチをチャンスに”というテーマで2時間程度のお話だったが、

笑いの中に、きちんとテーマのエッセンスが盛り込まれていた。


その中に、自身の宮崎県知事選挙の時のエピソードがあった。


強烈な劣勢の中でスタートした選挙戦、

ボロの軽トラックを選挙カーとしてこしらえて、真冬の宮崎を駆け巡る。

その道中、窓を開け閉めする手動のノブが破損する。


真冬の宮崎もやはり寒く、走行中ずっと開け放たれた窓から

寒さのあまり、仕方なく、誰もいない山に向かって叫び続けた。

寒空にやまびこを聞きながら・・・。


誰もいない場所で誰も聞いていないと思っていても

誰かが聞いていて、そういうことが評判となっていく。


真冬にがむしゃらに叫び続けた東国原氏

完全アウェーだった県知事選挙の結果をNHKの速報で知る事となる。


「宮崎県知事選挙 東国原英夫氏 当選確実」


スタッフの一人がこう呟いた。


「うそ!?」


そんなピンチを切り抜けたポイントは情熱を持って事に臨み

やりつづけること。

誰も見ていないことはない、あなたの努力はきっと誰かが見ているということ。


こんな時代だからこそ、下を向いても仕方ない、下に落ちたさえも

笑い飛ばして、あとは上を向いていこう。


笑いの中にそんあメッセージがこだましていたような気がする。