人生にも自動車学校のように教官が決まっていて、
課題ができたらスタンプを押してくれて、テストがあって、路上にでて
最終試験があってと分かりやすかったら良いのに・・・。
人生もきっとその人のその人に合った課題があるのだと思う。
仮免までは家庭、路上にでてからは、社会といったところか。
人生と自動車学校と違うのは教官を自由に選べるし
課題だって自由に決められる。
自由である分、決められているよりも難しいんだ。
だけど、『課題合格』のスタンプはもらえない。
周りの人がどのように感じ、評価しれくれるのかの連続。
人生と大きく括ってしまうと分かりにくいが、
「仕事」「勉強」「恋愛」「結婚」「子育て」のように
課題ごとに学校があったらもっと幸せになれる人も
いるのかもしれない。
たくさんの課題の集合体が『人生』なのだろうか
自分がいくつの学校を卒業できるかは疑問だが、
わかっているようでわかっていないことや
できているようでできていないことが一目瞭然でわかるかもしれない。
だけど、これだけは言える。
そのうち一つや二つの学校を卒業しなくても、
留年を続けても、『人生』すべてに絶望することはない。
どんな人間にも希望が持てるように、自然は多様性を設けたのだから。