第1号型哨戒艇
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哨戒艇1号型は老朽化しつつあった峯風型駆逐艦を陸戦隊輸送艦兼護衛艦に改造することとなり島風、灘風の2隻が改造されました。他に2等駆逐艦が多数改造されています。
島風は竣工時40ノットを超え、二代目の丙型駆逐艦島風に名前を引き継がれたのは有名です。改造点は武装を12㎝砲を4門から2門に減らし魚雷発射管を全廃、艦尾にスロープを設け大発2隻を搭載、合わせて陸戦隊用の居住区も前部発射管跡と旧3番砲後部に増設されました。揚陸戦に参加しない時は爆雷を60発搭載し船団護衛にあたる計画でした。
1番砲と艦橋の間に25㎜連装機銃1基、旧2番砲跡に2基装備しています。
大戦中、両艦は南方攻略作戦に参加し上陸戦や支援砲撃に活躍、その後物件輸送や船団護衛に従事、第1号哨戒艇は43年1月12日カビエン沖で米潜の雷撃により沈没、第2号哨戒艇は終戦間際の45年7月25日ジャワ海にて英潜の雷撃により沈没しています。
セミスクラッチで製作しました。
ピットロードから峯風型が出ていますが値段も少々かかるし、せっかくのモールドも削ってしまうのでハセガワの三日月を加工しました。睦月は近代化改装後なので艦橋形状が違うので竣工時のモデル化の三日月を利用します。しかしWLシリーズも価格改定をして駆逐艦でもピットロードの製品と価格差が変わらなくなってきているのでピットを利用した方が良いと思います。僕は旧価格の735円がジョーシンで2割引にさらに誕生日割引1割引だったので格安で買えたので。(529円!)
資料は艦船模型スペシャル17 日本海軍駆逐艦の系譜1に1/700の図面が載っています。
制作にあたっての改造点は
船体関係
艦尾のスロープを作る。
中央の構造物が睦月型と峯風型で違うので煙突基部など切断、プラ板で加工。
前部魚雷発射管跡に兵員室を増設。
旧3番砲跡後部に兵員室増設。
艦首のダブルカーヴェチャー型をスプーン型に改正
ここで失敗したのが睦月型では艦首に若干のシアーがついているのをそのままにしてしまった事です。
偽装関係
艦尾のスロープ甲板に運搬軌道をプラ棒で製作。
旧2番砲跡に機銃座を増設。
艦橋前に円形銃座で25㎜機銃増設。
各種吸気口や昇降口、ウインチ、洗い場などもプラ材で製作。
大戦末期の第2号哨戒艇を製作してみました。武装や電探の装備状況は不明ですのであくまでフィクションで25㎜単装機銃を艦橋両舷に1基ずつ、中央に4基増備、13号電単を前マストに装備、81式爆雷投射機を後部に搭載。後部は大発2隻を載せてみました。
せっかく運搬軌道を作ったのに大発載せると見えなくなりました(泣)
スロープを製作する時強度の関係で浅喫水ぎみになってしまいました。
以前セミスクラッチで製作した北上と
高速輸送艦同士のツーショット。あとここに1等輸送艦があれば
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