感動ツアー報告 その2
昨日はお仕事の予約時間が迫ってしまい・・・
中途半端な終わり方。
では・・・・・いきなり続きです。
機長の任務は飛行機のドアがしまったその瞬間
乗客と飛行機の全責任を背負うことから始まります。
情報のコーディネイトと瞬時な判断。
機長の業務マニュアルには・・・
任せた![]()
(ってかなりオチャらけ表現ですが)しか書いてない。
言われてみれば、
あの記憶に新しいハドソン川不時着・・・
ハドソン川の近くでバードストライクが発生した場合 マニュアルその①
なんて絶対あるわけがない![]()
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まして、サレンバーグ機長に不時着の経験があるわけがない。
リスク対応のシミュレーションはあったとしても、
機長だって初めての経験なんだ!
始めただから失敗しても、まっいっか!
なんて絶対通用しない。
私の周りにも多い、
指示待ち君にマニュアル人間…
そんな機長がいたら恐いっちゅ~の![]()
そうなんです!
フライトしているとたくさんのこんなはずじゃ…が起こります。
フライト自体が重力に逆らったリスクを背負っているのですから。
機長の仕事は常に”決断”
きょうのランチメニューにさえ決断できない私って問題外(とほほ・・・)
”決断に迷ったら、皆に嫌われる決断”
そんな熾烈な業務の中で、
機長の夢はただひとつ。
”何も残さないで、定年の日に一生で一番うまいビールを飲む”
になるのです![]()
安全を追求すると、何事もなくて当たり前。
無事で当たり前・・・その当たり前は彼らと今もJALを愛する人々で作られている。
私の感覚でいえば、
一生の仕事として何かを残したいと思うのが人間の性。
その基準が覆されたことに、思わず納得し、共感してしまった。
社内でそれぞれの価値観で安全を求めると、
結局はバラナラになる。価値観を共有する。
瞬時の決断の底には、コミュニケーションと外を見る力。
そしてリーダー力。
そこに裏方代表の整備士さんや表舞台代表のアテンダント、
更には広報、お客様係etc
一つの目的を共有して乗り越えたチームの姿が見えてくる。
会社再建という厳しい現実の中で
頑張る姿は、未来の日本の会社の見本になるに違いない
その第1章 プロローグを垣間見た瞬間でした。
期待以上のお出迎えをしてくださったJALの皆様。
素敵な横断幕・・・忘れません![]()
次に向かうは
成長痛の楽天さんで~す。