バナナのお月さま
息子がまだ保育園に通っている頃、
私はフルタイムで働いていた。
その頃の私は
その仕事が好きだった訳でもなく、
とにかくお金のために働いていた。
毎日の暮らしは
”お金を得る”そのためだけにぎくしゃくしていた。
こんなはずじゃなかった…。
自分にいつも問いかけていた言葉は、
どうして?どうしてわたしばっかり?
その頃起きる事柄は、
すべて他人のせい。
ちょうど今頃の季節
お迎えの夕暮れ。
息子が小さく暖かな手で
私の手をしっかり握った帰り道。
空を見上げながら…
「バナナのお月さまと
今夜の空はあの日と同じ。
とても良く冷えてます
純粋な言葉はハートもほっこりしますね。
つい思い出しちゃいました
あの頃の居場所から
今日までの足跡が見える気がします。
一緒に成長してくれてありがとう