天国の食事
私の大好きなツルちゃんこと鶴岡秀子さん が、
信州での講演で天国体質のお話をした時に、
なが~いお箸があってね、御馳走が並んでいるの。
地獄では自分のことしか考えないから、
そのお箸で食べられなくて、
みんなひもじい思いをするのね。
で、天国では他の人にお先にどうぞって
口に運んであげるの。
それでみんなとても豊かに穏やかに暮らしているの…
人生を天国にするのも地獄にすいるのも
自分の考え方でかわるのね。
とお話してくださって、
ずっと心の中に残っていたのだけれど、
そのお話が店の名前のレストランに出逢いました。
「 柿安 三尺三寸箸 」
お箸の下のマットには、
昔、在る人が極楽を覗くと
食卓の上にすばらしいご馳走と
長さ三尺(約1m)もある箸が置かれていました。
どのようにして食事をするのかと興味深く見ていると、
長い箸でご馳走をつまむと
自分の口へ運ぶのではなく
向い合っている相手の口へ運び
食べさせてあげていました。
相手も同じようにしてあげていました。
それはそれは楽しい食事風景でした。
"他人のために生きることによって、
自分も幸せになれる"という仏の教えが
店の名前になりました。
美味しいご馳走を
お客様の口に運ぶことを一番の喜びと考えております。
と書かれていました。
ビュッフェスタイルの
既に有名なお店らしいのですが、
和食が多く、とても美味しく頂きました。
お店の名前にしちゃうほど
共存の世界を望む時代になっているのが嬉しくて、
更に楽しい食事になったのかもしれません。
少しづつ
思いやりの多い世界になると良いですね。