折にふれて
昨年末、
1年の締めくくりとして
明治神宮へお礼の参拝に行きました。
その時に頂いた
明治天皇の大御心のお言葉が
” 折にふれて… ”
社会は遠い祖先の時代から、
人々の協力によって今日の文明を築いてきました。
お互いに協力をして、
世の中のお役に立つようにつとめましょう。
(責任あることは必ず為し遂げましょう)
と書かれていました。
そのときは、
この言葉を頂く私は、
仕事に責任が足りないのかしら?
と漠然と思いました。
年が明けて
私の暮らす地域にも
テレビのニュースのような経済状況が訪れました。
週休3日、週休4日という会社もたくさんあります。
そんな状況での経営者さんへのサポートは
銀行に提出する資料作成、
出資者や従業員さんへ向けた今後の業務計画書etc
なんとか従業員の生活を守りたいという
経営者さんの気持ちに寄り添って…
いつもとは違った忙しさと、
辛い内容のお仕事が多くなりました。
その上に日常の業務は遂行していかなくてはなりません。
息抜きにお茶の相手をしてくれたお友達が
そんな私に
”引き寄せちゃったんじゃないの~?私には影響なくて良かった”
と…元気に答えました。
その時、
” 折にふれて ” の言葉が浮かび、
確かに私へのメッセージだったのだと思いました。
自分が良ければそれで良い…
訳ではない。
この状況から私たちは何を学ぶのか、それが大切。
心から…誰かを思いやること。
私たちは、体験するために生きていて、
その体験が心を成長させる。
今、私たちの目の前の壁は
未来へのドアかもしれない。
アメリカの大富豪は平均3.5回失敗をしているそうです。
例えば
ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダース。
サンダースというレストランが倒産したからこそ、
あの味のチキンが考案され、
フランチャイズシステムが生まれ、
”美味しい笑顔”に世界中の人々が出逢えたことを思えば、
失敗を恐れて不安をつくるより、
思いやり、協力しあって、
今という時を精一杯過ごそうと思いますよね。
私は、
明日も皆様の元気のお役に立てるよう頑張りま~す。
私の