2024年3月の、明るい内から飲むお話。
16時半頃という中途半端な時間に川口駅近くをうろうろ。
八間通りと呼ばれる道沿いに日本酒やワインなどを売っている酒販店があることは知っており、何度かお酒(埼玉の地酒、鏡山とか)を買ったこともあった。
その頃から簡単にそこで飲める、すなわち角打ちが出来たのだけれども、久しぶりに訪れたら様子が変わっている。
立呑み・煮込みの白い提灯があり、どうやら飲み食べスペースが以前よりずっと充実しているみたいじゃないですか。
次の予定にはまだ時間があったので、ここは一回勉強させていただきましょう
角打ち 新井商店
味噌・酒問屋となっているようにお酒だけでなく食品系も地元のものを揃えていたという記憶。
ということはこちらで飲むアテも地元のものがあるのでしょう。まあ埼玉県民なのであえてここでそれを狙わなくてもよいけれども。
なお今回の投稿のために少し調べたら、同じような角打ちのスタイルで西川口にもお店を展開。
外に掲げてあるメニュー↓を。
普通の居酒屋ぐらいの充実度
お、お一人様セットというのがありますねぇ。
拡大したのがこちら↓。
アテ2つにお酒2杯で1000円+税。よし、一人だしこれに決定!
店内は酒販店を無理やり立飲み屋にしたことによる、ちょっと複雑な構造。
厨房手前の左の壁に向かうカウンターへ陣取る。
まず「使い方のススメ」を読みましょう。このお店の使い方。
この後は別の場所に移動して人と会って飲むので、まさに1人でふらりの0次回
注文は取りにきてくれないので自分でレジ(厨房)へ行って申告。料理はもってきてもらえる。
キャッシュオンではなく最後清算。
日本酒はセルフサービスというのが珍しい…後ほど。
飲み食べ終わったら自分で皿やグラスは所定の位置へ返却、と。
お一人様セットなのでメインのメニューからは今回頼まないけれども載せておきます。
どれを頼んでも酒のアテとして間違いなさそう。
〆のラーメンまである。
お酒の中では日本酒が一番売りのようで、グラス一杯380円で結構レアなヤツが飲めるんですよ。
飲み比べセットはかなりお得感あるし。
一応他のドリンクメニューも。
酒販店だけあってちゃんと色々揃っております。
お一人様セットの飲み物は日本酒×2杯を選択。
グラスやおちょこ置き場がある。お燗も自分でやるみたい。
お一人様セットのグラスはここからとったか注文時に渡してもらったかは忘れてしまいました。
とにかくそのグラスをもって、セルフサービスの日本酒置き場の冷蔵庫へ。
この写真↑真ん中の段に並んでいる日本酒ならどれを選んでもOK。
グラスには縁スレスレまで入れてもOK。席まで運ぶのが難しいけれども!あ、受け皿を使えばよかった。
一杯目はお馴染みの鏡山。
選べたのは熟成生酛。
すごいコシのある味わい。とっても美味しい。
アテも到着。いや、アテが来てからお酒を入れに行ったんだった。
まぐろ酒盗とピリ辛こんにゃくを選択しておりました。
まぐろ酒盗。
あははは、酒をどんどん飲まずには仕方がない塩辛具合で、これはイイ
ピリ辛こんにゃく。
これももう想定通りのお酒が進むヤツ。
こんにゃく自体がしっかりしていて美味しい。
二杯目のお酒は、ARROZ(アロス)という初めてみるもの。こちらも埼玉の地酒で「力士」を造っている蔵。
淡く黄味がかっている色合い。
酸味が白ワインみたいなのだけれども、日本酒のコク。面白い
…というわけで、なかなか楽しいお店じゃないですか、こちら
翌4月、時間はなかったけれども一杯だけ飲みに同じような時間帯に再訪。
もちろん日本酒で。
一杯なら380円(+税)。
アテもミニマムに。
板わさ、250円(+税)。
同様にして冷蔵庫から自分で注いだのは、世界鷹。もちろん埼玉の地酒。
この金門世界鷹は埼玉県のみで販売されているそうな。
キチキチに注いだもののこぼれないように席へ移動する前に上から5mmばかり飲む!
キリっとした印象の辛味が美味しい。
それでいて奥行き、余韻もしっかり。
アテの板わさ。
手前の緑はチューブのわさび漬け。そんなのがあったのか。
これがなかなかツンと辛くてよい仕事をしてくれました。
10分ちょいの滞在で退店。
この気軽さもよいね~。
西川口店もいずれ行ってみたいと思うのでありました。
角打ち 新井商店
埼玉県川口市幸町2-2-23
048-256-1010
【月曜日~金曜日】14時~22時
【土曜日】11時半~23時
【日曜日・祝日】11時半~21時
火曜定休
2024年3、4月入店