2017年1月の岡山の湯シリーズ、再開。
湯原温泉「油屋」を後にし、同じく湯原温泉郷に含まれる真賀温泉へ向かう。
やはり2008年以来の再訪。
ブログを始める前なので、過去記事はない。
真賀温泉は立寄り入浴専門で湯元になる「真賀温泉館」と、その他2つの宿という規模。
宿が立寄りできるのか未確認だが、目指すは以前と同じ真賀温泉館の幕湯。
この石段↑手前にある派手なゲートは撮り忘れた(^_^;)
上りつつ、温泉館の全容を確認。
こうやって見ると三階建てになるのか。
真賀温泉 真賀温泉館
着いたのは10時過ぎ。
営業は7時から22時までと長い。
来やすい10時頃、周りに人の出入りは多い(^^ゞ
混浴の内湯である「幕湯」が250円。
男女別の内湯が150円。
その他に貸切浴場が3つあり、1000円となっている。
やはり幕湯、250円を購入。
前回は亡き父と一緒に来たのだが、我々の前から入っている男性に対し、奥さんが外から「2時間待たされる身にもなりなさい」と怒鳴られてた
それだけ長湯をしたくなる湯なのである。
でも心得↑では1時間以内の入浴を謳っている。
強制ではないとはいえ狭い浴槽、そのつもりで利用したい。
待合室↑はピンボケ失礼。
このフロアには幕湯を挟んで男湯と女湯の内湯が並ぶ。
幕湯の由来は、そのむかし藩のお殿様がこの湯を利用するときに家紋の入った幕をかけて貸し切ったことから名付けられたらしい。
歴史のある湯なのだ。
では浴場へ。
先客は居るか・・・。
先客3名、撮影はあきらめモード(^_^;)
混浴だが男性しか入ってない。
この浴場、数ある混浴の浴場の中でも女性には相当にハードルが高いであろう。
脱衣所も1つ、しかも狭い。
バスタオル巻きも不可。
そして浴場も狭い。
日本一狭い混浴内湯とも聞いたことがある。
以下の2枚の写真は日中に奇跡的に貸し切った湯友から拝借
洗い場もあるが申し訳程度。
湯船は深く、最深で130㎝にもなる。
そして岩盤からの足元湧出
浴槽内の竹の湯口から相当量が出てくるが、それ以外に岩盤の割れ目からも湧出している
もちろん加温・加水なしの完全かけ流し。
美しく無色透明な湯は源泉名「真賀温泉」。
源泉温度39.5度、pH9.6のアルカリ性単純温泉。
湧出量は205リットル/分もあるとは意外。
成分総計は約0.14g/klgと少ないが、湯の素晴らしさは総計の量とは関係ないのは常の事。
ほぼ無味無臭であるが、しっかりとしたツルスベ感が心地よい。
泡付きもあり、にゅるぷちの極上浴感が味わえる
近所ならば間違いなく通う湯。
お殿様が独占したくなる気持ちもよく分かる
真賀温泉 真賀温泉館
岡山県真庭市仲間181
0867-62-2953
入浴料 幕湯250円 男女別内湯150円 貸切湯1000円
<源泉:真賀温泉>
アルカリ性単純温泉 (アルカリ性・低張性・温泉)
39.5度
pH9.6
成分総計 約0.14g/kg
無色透明
ほぼ無味無臭
しっかりとしたツルスベ感あり
泡付きあり
完全かけ流し
2017年1月入湯
※数値はH26の分析表より