いつも私が行っている美容院はいわゆるカリスマ美容師と言われる人たちがやってくれます。
いつ行ってもファッショナブルで、トークも絶妙で、技術も申し分ないし、なんといっても「おまかせ」っていうだけで勝手に今風な頭にしてくれるんです。仕上げもすっごい丁寧だし、スタッフ全員が選ばれしモノっていうオーラを出しております。
料金はカット6000~7000、パーマ13000円~。
けど、前回の担当の結婚にまつわる意味不明な大嘘(記事に書いたので興味のある人は過去ログさかのぼってください)で、すごい気持ちが萎えて予約をとる気がどうも起きず、放置していたら頭がすごい状態になってきたんですね。
三十路超えると1ヶ月以上放置しているとすごいことになるんです。
もうなんていうのか、貧乏くささがきわまった状態というか、ダメージョ炸裂というか。
とにかく1ヶ月以内にいかないともうダメダメなのだ!
というわけで前回のカット日から40日となった昨日、もう我慢の限界を超えたわけで、やむなくコンビニに置いてあったフリーペーパーで適当に会社と家を結ぶ通勤経路途上にある美容院に、昨日18:30ごろ片っ端から電話して、「今からやってもらえるか」と聞いたわけです。
4件に断られて、5件目にようやく「いいですよぉ」との返事。
なんとここはこのクーポンを使うとカット1980円(通常は4200円)らしい。
うーん、なんかすっごい不安になってきたぞ・・でももう引き返すことはできないのだ。。
向かうは新宿駅近くの雑居ビル4階。
1階からではこのビルの4階が美容院とは誰も気づかないぞ!
エレベータが開いた瞬間いきなり店(ドアとかない)。
もう引き返すわけにもいかず、おずおずと店内へ。
やる気のない受付のコギャルみたいな女の子に荷物をちょっとひるみながら預ける。
担当の人もやる気もなければ、なんか変なにおい(汗??)がしてイヤーな気持ちになる。
来ているお客さんも、ビミョー。
ハデージョ(っていうかコギャル)とジミータ(っていうかジミギャル)しかいない(ダージリンブログ読み込み過ぎ&NIKITAパクリにつき失礼します)。
私がいつも行っているところにいるアデージョタイプは皆無。
「どうしますか?」
「今月末ボディーパーマかけなおすので、今のスタイルはほとんど変えずに、枝毛がでてきているあたりを中心に2センチくらいカットで。とにかく、まあなんかそれっぽいというか、今風であればいいので(今月末までのつなぎだし)、おまかせします。」
という私に
「それっぽい、とは何っぽいということでしょうか?」
と真顔で聞く担当美容師。
「えー、あのー、まあ見て許せる頭というか、ぼさぼさじゃなければいいというか、、」
「・・・・・・・・・・。」
~沈黙~
「じゃ、今のスタイルをほとんど変えずに2センチきればいいんですね。」
なんか嫌な予感してきたーー。
しかも、2センチっていったのに、おちゆく髪は5センチから7センチ。
おい!!今月末ボディーパーマかけるって言っただろうが!!!
もうあきらめに似た気持ちでおちゆく髪を眺めるワタクシ・・。
「仕上げどうしますか?」
「どうしますか、といいますと??」
「いや、巻きたいとかあるのかな、とか。」
「いや、いいです。時間ないんで。(というか一刻も早くここから脱出したい!!)」
とにかく乾かす担当。前髪を後ろに流す流す。
「あのー、前髪は左斜めに流して欲しいんですけど。。。(っていうか、今みんなそうだろよ!!昔じゃあるまいし!!)」
「いや、流れませんけど。」
「あ、そうですか、、、。じゃ、いいです・・・。」
「終りました。なんか広がりやすくないですか?髪。」
「あ、そうですか・・。」
「多分カットの仕方だと思うんですけどね。僕はただ、前のカットどおりに切っただけですけど。」
「・・・・・・・・・・。」
お会計は2980円(シャンプーが1000円)。
やはり「いいものは高いのだ」、と実感した1日であった。
っていうかこんなのが3000円ならいつもの6000円のほうが安く思えるのはなんでだろう。
っていうかクーポンとやらがなければ5200円なわけで、ありえませんぜ。このサービス。
なんか疲れた。すっごい疲れた。精神的にやられた。
もう二度と来る事はないでしょう、と思いつつエレベータで1階に着いた瞬間、傘忘れたことに気づく。
仕方なしにもう一度4階へ。傘を取ってすごい勢いで踵を返そうとした瞬間、私の隣でやっていたジミータさんがものすごいおかっぱにされて、エレベータに乗り込んできた。
やってくれた担当にたいして「どうもありがとうございました、失礼します」とお辞儀をしつつ、エレベータドアクローズ。
っていうか、アナタ、ものすごい”おかっぱ”にされちゃってますよ!!!
さわやかに去りゆくおかっぱ頭のジミータ嬢の後ろ姿を見つめつつ、世の中の多様な価値観についてしばし考えてみようとするが、疲れた頭にそれは過酷なので、やめる。
とにかく、二度とくることはないぞ。
あばよ!!!(柳沢慎吾風に)