秋の風が気持ちいい季節。
朝のちょっぴりひんやりとした風に当たった瞬間。朝寝坊した眩しい朝日が顔を出し、
「今日も1日頑張ってね」て言ってくれてる様な気がする。
昼になると、ぽかぽか暖かくて、
雲一つ無い満点の青空が
目と心の奥を明るくしてくれる。
こんな気持ちのいい秋がくると、みんなが言う。
「もったいないねぇ」
寒い冬が来る前のつかの間の幸せ。
最高の瞬間が一瞬で過ぎ去ることを私たちは知ってるから。
その瞬間がおしいと思ってしまうんだろね。
ずーっと続けばいいのに!ってね。
でも、続かないから、いいんだろね。
すーっと通り抜けていくから、
今が幸せなんだね。
戻れない過去も、淡い思い出も、
過ぎ去って行くものは全て、
未来から見ると幸せなことばかりだなって、
近頃思った。
その時、思い出して、感情が揺さぶられることは全て、私が確かに噛み締めて、
味わった幸せなんだって。
時間は止めれないし、過去には戻れないけど、
味わうだけで、それが自分になる。
どんな事も留めておくことなんてできないし、
永遠に存在するものなんてこの世に1つも無い。
でもさ、だったらさ、
それをただ、自分の一部として、
心の中にとめておいて、
ただ、抱きしめようって。
そしたら、
いつでも、味わえるじゃんって
そう思った。
だから、何もしなくていい。
ただその幸せを噛み締めて、
味わうだけでいい。

