時間が解決してくれるもので
気持ちの整理ができてきました。
でも、憔悴しきったご家族さん達を見て、かける言葉がありませんでした。
突発的に、というよりは
ご本人は少し前から「死」を覚悟されていたのかもしれません。
前日、タバコを吸っている姿をお見かけしたのですが
なんとも声をかけづらい雰囲気で
声をかけずに帰ったのです。
あの時、声をかけていたら…
違った結果があったのかもしれません。
多分、私が一番最期にお会いしたのだと思うから。
翌日の朝から姿が見えなかったらしいので。
あの時ああしておけば、こうしておけば
と、後悔するばかりです。
こういう仕事をしていれば「死」に直面することが多いです。
そして「自死」に直面することも。
原因はご本人でないから分かりません。
SOSのサインを出せない人でした。
他人を信用できなかったのかもしれません。
残念です。本当に残念です。
でも、私は前を向いて歩いていきますね。
これから支援をしていく方々に対して、後悔しないように。
今までも経験してきたはずなのに、転職してからは自分らしさを
失くしていたのかもしれません。
自分の勘を信じること、気になることがあれば行動すること。
あなたと出会えたこと、良かったと思っています。
ご冥福をお祈りします。