別宅で片づけをした帰り。
少し赤くなっていた。
あの山の向こうに日は沈むから、明るいような暗いような。
夕焼けなのに、明日は雨だってね。
別宅を片づけるのは、お気楽。
だって9割以上が自分の持ち物だから。
捨てるも残すも自分次第。
自宅はわたしの家じゃないから、手をつけられない部分もある。
今週も捨て続けよう。
どこまで捨てられるか。
こうして捨てているとね。
わたしは、誰のことも好きじゃないんだなって思ったりする。
思い出すものが必要じゃないから。
写真も手紙も端からシュレッダーして、空っぽ。
空っぽになった別宅に住み着いたら、意外に快適かもね。
