6月29日手術当日。
朝6時から水分摂取も厳禁になり、完全絶食となる。


手術は午後2時からの予定でしたが、1件キャンセルになったので時間が早まる
かもと言われる。
「全く問題ないです。いつでも良いですよ。」
付き添いのご家族への連絡など大丈夫かと心配されるが、
付き添いなどいない、強気なおひとり様である。


〔午前中の作業〕
浣腸: 液をおしりに入れられて、10分我慢してくださいと言われたが

         ムリであった。それでも一応すっきりと出すものを出す。
         出したら流す前に声をかけてくださいと看護師さんに言われる。
         え、こんなの見ちゃうの?と思う。看護師さんって大変ね。
         血便などがないか確認しているようである。


剃毛: 下のおけけを手術の邪魔にならない程度にシェーバーでじょりじょりっと
         されました。


点滴用ルートの確保: 左腕に注射針が設置されました。
         その後、点滴開始。完全絶食になったから、まずは水分と栄養分の注入
         でしょうか。


手術着の説明: T字帯のつけ方とか、血栓予防のための靴下

         (メディキュットみたいなの)の着用についてなどなど。


バイタルの測定(体温、血圧、血中酸素濃度)は朝昼晩、毎日。


〔いざ、手術室へ〕
早くなるかもと言われていた開始時間ですが、前のが押したみたいで、
結局午後2:30頃、看護師さんに案内されて手術室に歩いて向かう。


頭にシャワーキャップのようなものを被せられ、手術台に寝転がると
心電図計やらなんやらペタペタと装着。


横向きになってエビのように丸くなってくださいと言われ、ぎゅっと丸くなる。
背中に硬膜外麻酔の針を刺し、点滴開始。お腹がぽわっと暖かくなる。
その後、全身麻酔が始まって、あっという間にブラックアウト。
名前を呼ばれて気が付いた時には、手術はすべて完了してました。


術中、血圧が190まで上がり、若干ビビらせたようである。
意識は無くても、体にはストレスを感じていたみたい。


病室に戻り、自分のベッドに移されてから間もなく、
苦しみの時間を味わうことになるのであった。

 

 

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