東野 圭吾 著 文藝春秋
ある意味コワイお話です。
私も一応女性ですが、女って怖いワと思ってしまいます。
でも、彼女の気持ちは分からないではない。
この女性は結婚して約1年後、離婚を切り出され、夫を殺す
ことを決意します。
完璧なアリバイを用意して。
殺人は良くないですが、この夫は罰を受けても仕方が無い
男です。
殺人のトリックに彼女の情念が表れています。
あのガリレオ先生に、これは完全犯罪だと言わしめてしまう。
理論的には考えられても、現実にはありえない。
でも、彼女はやりました。
いや、やり通しました。
それが、この本のタイトルに繋がります。
女って怖いです。
それが男だったら、気持ち悪いです。Σ(゚д゚;)