数学者というのは、数字オタクというかパズルマニアというべきか。
ピタゴラスの時代には数学が宗教的に扱われたというのには驚き
です。ピタゴラス教団というのがあったんですと。
数と数との関係を理解することで、宇宙の霊的神秘が明らかに
なり、神に近づけると思われていたようです。
ピタゴラス教団は秘密主義で、数学上の発見を外部に漏らさない
ようにしていたため、奇妙な儀式をしているとか、いろいろ噂に
なったそうです。
まるで、石工の組合だったフリーメイソンっぽいですね。
フェルマーの最終定理というのは、
Xのn乗+Yのn乗=Zのn乗 (nは2よりも大きい)
に整数解が無いことの証明なのですが、
門外漢の私には、これを解いて何になるのか?と
思っちゃいますよ。
自己満足以外の何者でもないのでは、なんてね。
でもこれが証明されるまでに、偉大な数学者が何人も挑戦し、
数世紀の時間をかけてるんですよね。
女性の数学者も活躍してるんですよ。
もう、自分とはぜんぜん人種が違うと思うけど、
こういうのが理解できることに憧れもあるんですよね。
アンドリュー・ワイルズがフェルマーの最終定理を証明するまで
には、まだまだ先まで読まなければなりません。
感動が待ってるといいな。
つづく。