9月4日 宇津峠

 一過性の気象現象と思うが、9月に入った途端に涼しい日が続いている。
余り汗も出ないと思い、宇津峠歩きに出かけた。


・ 9:30 出発



・歩道入口の地蔵尊  鐘をついて安全にと、手合わせる。

・地蔵尊裏から歩道になる。

・左が歩道で、峠頂上までこの様に、車道を7回横断か少し歩く。





・大比戸  ナダレ柵の南面は、直ぐに草が大きくなる。



・昔の車道から左の歩道へ。




・昔の車道



・イザベラが眺めた里の風景  大きな峠を越えて安堵した事だろう。



・はだか杉


・宇津峠の掘割(切通)  飯豊町・小国町町境





 

・北に続く朝日分水嶺


・南に続く飯豊分水嶺


 

・11:15 宇津峠道普請供養塔(宇津明神跡)


・第1回宇津峠歩こう会  2004/10/24日


※この時は茨城転勤中だったが、イベントを聞いて自宅に帰り参加した。

 

  杉林で少し暗く・寂しい雰囲気なので、写真撮って下山

 

・旧国道113号線・・・写真下が宇津トンネル

・大高峰(3▲愛宕山 558m) 


※2022/4/5 は白川ダムから林道~尾根を歩いて、右の鉄塔に出て大高峰を越えて、山陰の県道に降りた。

 

※この風景を見ながら休憩、水飲み+パンを頬張り下る。

 

  12:30 車着  3時間のハイキング



  ★植物
・イチヤクソウ(花後)

・イチヤクソウ(花後)

・ツチアケビ


・ウリノキ


・ウリノキ  実は落ちている。


・ミョウガ  昔の介茶屋跡に群生している。


・ミコシグサ


・ツルリンドウ


・オトコエシ(スイカズラ科・オミナエシ属) 多年草。 本ではオミナエシ科


 ◎下記コメント

・ウメガサソウ(ツツジ科・ウメガサソウ属)イチヤクソウ科とも記載有る。


・ウメガサソウ  花終わり~実も落ちて無い。


※今までイチヤクソウの子供と思っていたが、ネット検索で花名を知った。


 ▼花名分かったので振り返り→今年宇津峠で見たウメガサソウ

・2024/6/20  花は終わった様だ。来年はもっと早く6/初~中旬に確認する。


・2024/7/13 実  ウズラ卵に似た様な葉っぱが特徴だ。


 ◎下記コメント

🔶宇津峠の歩道→歩道伐開は年代不明、後の明治27(1894)年に車道が出来た。車道は直登出来ないので九十九折道になり、結果的に歩道が串刺しする地形になった。

歩道は車道を横切りながら登る。5回目の車道に出た所が『切腹松』で、その先に明治の石積みが有る。6回目の車道に出た先がナダレ柵有る大比戸になり、その先から歩道を登ると、最後の7回目で掘割(切通)に出て、宇津峠道普請供養塔(宇津明神跡)に登る。

◎ウメガサソウ(ツツジ科・ウメガサソウ属)イチヤクソウ科とも記載有る。 

 ウメガサソウはツツジ科の常緑小低木。イチヤクソウと同様の時期に咲く、種類的にも花の感じも近い花だが、なんとこれが草ではなく常緑小低木。なるほど、よく見るとマサキか何かの枝に花を継ぎ足したような妙な感じです。こうなるとAPGの「ツツジ科」というのも理解出来る気がする。各地で絶滅危惧種指定となっている。

※オトコエシ:スイカズラ科オミナエシ属  多年草。(本ではオミナエシ科)
 オミナエシ(女郎花)に対してオトコエシ(男郎花)。山野の日当たりの良いところに生育する。しかし草むらでは苗が地上に届かず、浮いた状態で枯死することが多い。茎や葉はオミナエシより大きい。根は漢方薬になるそうだ。花期は8~10月。

◎宇津峠は急登も無く、地元組織が定期的に道刈してくれて、年寄には安全に歩ける峠道で有る。そして私的には、地元の熊野山より植物が多いのも魅力の一つで有る。

 

◎ブログに載せると後で検索出来て、DB的に山・植物情報が見れるので、デジタルメリット大きい。(山・場所、開花時期、特徴など)

 おわり