5月16日  宇津峠・三島道調査
 
 越後米沢街道・十三峠で一番の難所、宇津峠は飯豊町から町境尾根を越えて、小国町に続く。
 
飯豊町側の古道は昨年の調査で、大方の古道ルートは藪を切り開いて、歩ける様に整備が済んだ。
今回は小国町を調べたく、雪の消えた『今でしょう』時期に歩いた。
 
軌跡
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3D
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小国側・峠入口の案内板
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 ※黄色文字はオラが追記したもの。
 
 9 :20 昔の国道を出発する。今回はハオ君とTさんの3名で調査に入る。
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早速、藪道に入った。
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年代は無しの庚申塔が倒れている。Tさんはこの方面の先生だ。
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藪道でも幅広く三島新道(三島道・荷車の道幅)の様だ。
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林道を横切る。
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幅広の道
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幅広の道・・・最近歩いた人が居て赤テープと所々で柴を切った跡有る。
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小沢を横ぎる。
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この辺は杉植林地が多い。
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 10:30  又、林道に出た。正面に残るのが三島道だろう。
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林道との交差部は古道を探しながら、
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古道に入る。
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電波塔が近くなってきた。三島道の切割は正面の低い所だ。
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作業道に出た。
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作業道は沢に土管を埋めて土盛り、三島道は山際をぐるっと巻いて、沢と段差が少ない所を通る。
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作業道が多く迷子になるようだ。
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左下から登ってきて鉄塔道に出た。
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浜風峰
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 11:30 T字路。直進:高圧鉄塔・出ケ峰、左折1:電波塔、左折2:三島新道・切割
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ここが町境。少し寄道して三島道を歩く。
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清明(屋敷跡)
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手ノ子に続く三島道
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手ノ子に続く三島道。藪が凄い。
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切割から鉄塔道を宇津峠に向かい、古道に入る。
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町境尾根道、馬洗い場の所に出た。
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右から登ってきた。
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 12:27 宇津峠・石碑   食事をする。
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立派な看板が設置された。
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ニリンソウ
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すっきりしてきれいな看板。
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宇津峠・・・荒川と最上川の分水嶺。ここから北が朝日連峰に、南が飯豊連峰につながる。
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はだか杉
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古道に入る。この古道ルートは知らなかった。
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倒れた雪止め。昔の車道の雪止めの一段上に有る。
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この雪止めの下に歩こう会歩道(旧車道)が通る。中央奥は旧113号線・宇津トンネル手前。
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 ※この古道は超急斜面をトラバースする。歩こう会イベントでは、とても歩けるレベルでは無い。

又、古道に入る。ここは今年整備して歩けるようにする、ハオ君談。オラもボランティアするよ。
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峠道の数ケ所でこの様に古道が復元されている。
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すっきりしたデザイン良い看板
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 14:00 落合口(地蔵様)着
 
 今回、歩いた小国町・沼沢側の道は、道幅が広かったので三島道と思った。
それに場所によっては作業道が被っていたが、随所で三島道の道形が残っていた。

 最近、人が入っていたのには驚いた。痕跡から調査目的と思われる。
 
 しかし、里山に入ってみると作業の、ワラビ園の、林道・作業道が多く、分岐では方向に注意だ。
 
※地図に載っているもう1本の道が気になる。
 
   おわり