宇津峠・三島道を探訪した。
 
 この古道は明治17年、三島県令の小国新道(通称:三島道)と聞いている。
2回目の探訪になるが、前回はP1(取付)から奥(左側)に歩いたので、今回は手前(右)のコースを初探訪した。
 
 GPS軌跡地図  ※今回は、P1~PXの探訪。
 ※P1~時計回り~地蔵様(新落合橋)は、前回 2011/5/17探訪
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三の沢の林道終点から山に入り、三島道の取付(P1)へ向かう。今回は久しぶりに、SS君と同行する。
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これから歩く今回の核心部を眺める。三島道はこの岩場(ガレ場)を横断する。
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うっすらと山道が分かる。ここから右尾根を登ると、三島道取付P1へ出る。
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この尾根を登る。左の木に過去、冬につけた赤テープの切り端が残っている。
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三島道(P1)に出た。道幅が広くて荷車を通す設計だろう。時代は人力(背負子)から荷車輸送へ変わるようだ。
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ここはP1から少し奥の所で毎年のナダレで古道は削られてルートが分かりにくい。
 ※このコースでのガレ場は2ケ所で、ここはワースト2である。
 左前方は『たかどや山』で新潟~仙台間の高圧送電線、この山頂下に鉄塔がある。 
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戻ってP1から少し先に進んで、これから歩くガレ場。写真には一部しか見えない。
 ※ここはワースト1である。    右前方の尾根は雪山時に登る。
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三島道(横ライン)の写真中央に少し笹が見える。あそこまで行けば安全地帯になる。
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おおよそガレ場の半分近く歩いて、振り返る。
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安全確保で萱も束にして掴む。
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前方に笹藪の安全地帯が見えてきた。もう一息だ。
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三の沢の源頭部で小さな滝がある。二度目の深くえぐられた沢で、木を掴まれるルートを話合う。
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滝下を横切って少し下って沢から這い上がる。
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 今回、最大の核心部を通過した。 後編に続く。