2008朝日連峰小国口登山道草刈り
活動組織名称:朝日登山道刈払い協力隊   隊長:山さん(茨城県神栖市)
期日:2008年7月19日~21日    集合場所:小国町大石橋(P)
草刈隊作業班:A:大朝日班、B:大玉山班(蛇引の清水ベース)、C:角楢班、D:祝瓶山班ー1、E:祝瓶山班ー2  5班編成  
総参加者:30名(茨城・関東18名、山形・新潟12名)

大玉山班の草刈り記録
7月19日(1日目)曇り(ガス有り)
大石橋(P)~蛇引の清水ベースへ荷揚げ、北大玉山分岐まで草刈機荷揚げ

最後の大玉沢つり橋を渡ります。荷物が重く、手には玉子10個持っているので、一歩ずつ慎重に渡ります。
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ここから急な登り坂がずっと、ずっ~と続きます。
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岩を割ったような、大きな松の木。疲れて一服です。もう全身、汗まみれです。
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体力の無い私は、大玉沢~蛇引の清水まで、1:40分かかりました。清水は冷たくてビール、トマトを冷やす小さな池を作るのに、手がしびれて10秒も持ちません。

テント場での楽しい夕食・ひとときです。今夜のレストランは名シェフで、4つ星マークです。シェフ、ヘルメットはいらないと思います。
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朝日連峰に夕日が沈みます。明日、雨が降らないようにお願いします。
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7月20日(2日目)曇り・小雨、午後から晴
北大玉山分岐~大玉山間、北大玉山分岐~蛇引の清水間の草刈り

北大玉山分岐から大玉山に向かって草刈り。回りにはガスが立ち込めています。
つらい仕事をしていますから雨よ、降らないで下さい。
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鞍部から大玉山への急な登りの草刈をして、大玉山山頂(三角点)の草刈。
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登山道脇に咲いた、ニッコウキスゲとひめさゆりのツーショット。
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ニッコウキスゲ
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ひめさゆり(今年はもうお終りです)
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北大玉山への帰り道でA班3名が、大玉山に立てる道標を肩にかついで、すれちがいます。小走りの速度でもう早いこと。A班メンバーは体力すごい。
稜線で平岩の清水で冷やした、そうめん昼食。草刈も食事も大事で、サポートしてくれる
体制に感謝・感謝。
草刈をしてきた大玉山を振り返る。こうして見ると大玉山も雄大ですね。
この尾根は分水嶺です。写真左が野川~最上川に流れて、写真右が荒川に流れます。
最後は同じ日本海に注ぎますが、地形はおもしろいものですね。
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7月21日(3日目)曇り、午後から晴
蛇引の清水~大玉沢(つり橋)間の草刈り
2日間テント泊まりの荷物をザックに詰めて草刈の為、メンバーより早く出発しました。
途中、傾斜のゆるい所で若い青年に草刈機の扱い、安全な草刈作業を指導します。彼は立
派に継承してくれるでしょう。安全確認しながら一緒に下ります。
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大玉沢(つり橋の下)で、水浴びをして3日間の汗を流しました。気持ち い~い。
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全ての作業を終えて角楢小屋で、そーめん昼食。つらい仕事をやりとげた後で、メンバー
に笑顔があふれます。若い人達もよく気がきいて、働きます。この隊の特徴かな~。
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リフレ(温泉)で全身の汗・よごれを流して、さっぱりしました。
そして農家民宿で反省会(大宴会)に突入しました。冷たいビールがうんま~い。
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大きな岩魚が入った骨酒。これもうんま~い。
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朝日登山道刈払い協力隊の作業エリア(地図)
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今回の自主活動草刈情報を知ったのは、2月に小国町で開催された『飯豊連峰環境保全シンポジューム』で、山さんから説明がありました。毎年、茨城県・関東地方から20名位の方が来て、山に泊まり込みで作業している。私も茨城転勤時代もあり、自主的な草刈活動に同調しました。今年から参加して自分の出来る仕事をやろう。と。