ここで、再度大きな方向転換です。

0.2㎜プラペーパーは改良後も、わずかに波打ち

箇所が発生し、ヒケも多いのです。。。

 

これを解決する策として・・・

 

「プラペーパーはヤメる。」

 

なわけですが。

 

さて、代替素材はどうしよう。

簡単に思いつくのが、

 

1・ 試作で使用したケント紙。

2・ なんとかして0.3㎜プラ板を使えるようにする。

 

の2択です。

 

ここまで、スキャンカットし使用してきて、気が付いたことがあります。

0.2㎜プラペーパーのカットですが、うまくいく時といかないときがあります。

 

「うまくいかないとき」

◎ いけるかな?と思って、カット速度を上げた時。

◎ 確実に切りたくて、カット圧力を上げた時。

◎ 同じく、確実に切りたくて、刃を多く出す調整をした時。

◎ カット用台紙に素材がしっかり固定できていない時。

 

焦っちゃ負けってことですね。分かりやすい(笑)

なるほど、もしかしたらうまくいくかもってやり方思いついた!!

 

 

と、言うわけで、新しい車体のデータ。

と、この時点で、乗降用の折戸もタヴァサのエッチングパーツに

変えることにしました。

 

 

内装パーツはカットしたパーツ以外に、タミヤの1㎜角のプラ棒を

使用しています。

 

さて、思いついたカット方法ですが。。。

① 0.3㎜のプラ板をスキャンカットにセットする。

② カット用の刃をメモリ2だけ出してセットする。

③ カットの速さ、圧力を最小値で設定する。

④ カット開始

⑤ カット終了後、台紙と素材はそのままにする。

⑥ 刃をメモリ3にしてセットする。

⑦ 速さ、圧力は最小値のままカット開始。

⑧ 以下⑤から⑥の刃を1ずつ出して繰り返す。

  ※刃のメモリを5.5位まで

 

やってみたら、大成功です。

きちんと、きれいにカットできました。

 

※この方法は、私がやってみて成功したもので、

 メーカー様が推奨している使用環境とは、

 大きく異なります。

 あくまでも、自己責任での使用であることを

 ご承知ください。

 

 

そして組み立てたのが下の写真です。

↑これ、乗務員室開き戸の下の凸部分がえぐれているのはミスです。

 後で修正しています。

 

0.2㎜プラペーパーでうまく貼り合わせできなかったのがウソのように

波打ちもヒケも現れません。プラペーパーとプラ板の違いだと

思われます。

 

 

車内のテーブルや座席も簡単に再現しています。

マニ44のキットは屋根パーツにベンチレータ用の穴が開いて

いますが、トロッコファミリーのオハフ17とは位置が異なります。

そのため、元の穴を埋めて、開けなおしています。

 

また、ガーランドベンチレータは、KATOの旧型客車用に交換。

角型はキットの物をそのまま使用しています。

 

つづく