kumanodangoさんのブログ
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キミのトナリ・・・(宿泊研修)

「みくるーっ こっちこっち」 今日は二泊三日の宿泊研修で
今から出発する所です。

「まひろっ全員そろったよ!」 「おうっ先生に報告してくる」
私の班はジャンケンで負けた
三枝くんが班長になった。

「あ~超楽しみ~♪
ねっみくる!」
「えっ?うっうん!」

(奈々、前に私に言いかけた事 なんだったんだろう・・)

私はバスに乗っている時、
その事ばかり考えていた。


「よしっ 今からカレー作りの
班決めするよ!
ジャンケンで!」

奈々は妙に盛り上がっていて
やる気満々だった。

(二人づつで分かれるのか・・・ 聖治となりたいなぁ)

「ジャンケンポン!」

一斉にだされた六人の手は
見事に分かれていた。

(私が出した手はパー。
聖治がだした手は・・・)


「鈴谷!俺ら一緒だな!」
私が一緒だったのは
三枝くんだった。

「うん よろしくねっ」

聖治は奈々と一緒だった。

聖治と奈々を見ると
なんだか凄く不安になる・・・ 
夜はキャンプファイアーで
みんな盛り上がっていた。

「カレー作りすっごい楽しかった 聖治くん超おもしろいの!」

「そー・・・なんだ。
私もすごく楽しかったよ」
「ふふっ そーなんだぁ!
なんかまひろとみくるって
お似合いに見える~
“聖治くん”も言ってたよ♪」

「へぇ~・・・」
(あれっ 今聖治くんもって
言った?)
「それとね もう一つみくるに  言いたい事があるの・・・」
奈々が頬を染めて
私に一言言うと
“ある人”の所に走って行った。

今はキャンプファイアーで
みんな盛り上がっていて
誰もが楽しいはずなのに
私は一人暑く燃え上がる炎を
ただ見ていた。

向こうには炎で照らされた
奈々と聖治が見えた。


『奈々、聖治くんのこと
好きになっちゃった』
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