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南紀ロマンチックワールド

南紀・熊野の野鳥と蝶(チョウ)と花などを、ごゆっくりご覧下さいませ。

ルリモンハナバチ IMG_6948

田辺市奇絶峡 2024.8.6.

 

名残りのアキノタムラソウの花を眺めていると、ルリモンハナバチが再び姿を現してくれました。

 

アキノタムラソウの花が好きなんですね~。

 

もう一度、皆様にも幸運をおすそ分けできて嬉しいです。^ ^

 

☆彡 ぜひ、こちらも↓あわせてご覧下さいませ。

ルリモンハナバチ 幸せを呼ぶ青い蜂だよ

 

 

 

 

 

クロマダラソテツシジミ♂ IMG_6570

田辺市稲荷町 2024.8.1.

 

この日、一斉に羽化したようで、新鮮な美しい翅の個体が多く見られました。

 

少し開いた隙間から綺麗なブルーが見えますので、オスですね。

 

 

 

クロマダラソテツシジミ♂ IMG_6699

 

オスが翅を開くとこんなに美しいブルーなのですよ~。

 

 

☆彡 ぜひ、こちらのメスも↓あわせてご覧下さいませ。

クロマダラソテツシジミ こんなに早く見られるとは…

 

 

 

 

 

イソシギ成鳥 T24_3791

和歌山県南部川 2024.8.4.

 

川べりで羽毛繕いをしていたイソシギが翼を伸ばして見せてくれましたよ~。

 

地味な中に、白い帯(翼帯)の広がりが美しいでしょう。

 

 

中上級者でしたら、完全換羽により初列風切の内側から抜け始める時季ですが、まだそれが始まっていないとお気づきですよね。^ ^

 

 

 

 

アブラゼミ IMG_5130

田辺市高山寺にて

 

クマゼミより少し小さなアブラゼミは高山寺では少数派で、圧倒的に多いクマゼミの「シャンシャンシャン」とけたたましい鳴き声にアブラゼミの鳴き声はかき消されています。

 

それでも、命のバトンリレーのために懸命に鳴いていますよ~。

 

ところで、クマゼミは危険を察知するとさっと飛んで逃げますが、アブラゼミは飛ばないで隠れようとするので、目の良い天敵の野鳥に捕らえられやすいのだそうです。

 

 

 

クマゼミ IMG_3980

 

こちらは透明の翅を持つクマゼミで、とにもかくにもそのやかましい鳴き声を聞いていると、一層暑さがつのりますね。^ ^

クロヒカゲ IMG_5754

田辺市奇絶峡 2024.7.28.

 

半日陰の涼しい林縁に―に静かに佇んでいましたよ~。

 

警戒心が強くて、あまり活発に飛び回ることがないので目立たない存在のチョウです。

 

カフェラテみたいな色の翅にある目玉模様が目につきますよね。

 

天敵のチョウなどをこの目玉模様でギョッとさせて身を守っていると言われますね。^ ^

 

 

そうそう、モンシロチョウよりひと回り大きいですよ。

 

 

 

 

タカサゴユリ IMG_6060

田辺市高山寺 2024.7.31.

 

お池の畔でタカサゴユリが花盛りになりました。

 

よく似たテッポウユリの花は横向きですが、こちらは少し下向きに咲いて、葉が細いです。

 

また、テッポウユリの花は6月頃から咲いて、葉が幅広いですね。

 

 

台湾原産のタカサゴユリは繁殖力が強いので、色んな所で沢山の花が見られますね。

 

 

 

 

イソヒヨドリ幼鳥♂ IMG_6334

田辺市高山寺 2024.7.31.

 

幼鳥のオスも庭園内によくやって来ます。

 

腹部にオスならではの赤褐色の羽毛が現れて、オスらしさが見られるようになりました。

 

秋までにはすっかりオスの羽衣になって、成鳥オスと見分けるのが難しくなりますよ。

 

 

 

イソヒヨドリ幼鳥♂ IMG_6322

 

ゴマダラチョウを捕えてお堂にやって来ました。

 

美しいチョウなので、イソヒヨドリに食べられるのはちょっともったいない気がします。^ ^

 

 

決して小さくないチョウなのに、あれよあれよと翅ごと丸呑みしてしまいました。

 

ずいぶん昔に、ノビタキがモンシロチョウを翅ごと丸呑みするのを見たことがあります。

 

野鳥はチョウを翅ごと丸呑みするのですね。

 

 

 

 

 

ニジュウヤホシテントウ IMG_5874

田辺市奇絶峡にて

 

鞘翅に左右合わせて28個の黒い丸班があるからこの種名なのです。

 

短い毛が密生しているこのテントウムシはカラスウリ類などの葉を食べる草食性です。

 

皆様がよくご存じのナミテントウやナナホシテントウはアブラムシなどを捕って食べる益虫ですが、ニジュウヤホシテントウは植物には歓迎されない昆虫です。

 

 

 

トホシテントウ IMG_5512

 

こちらのトホシテントウは鞘翅に10個の黒班があるところからこの種名です。

 

このテントウムシも短毛がびっしりと生えている草食性で、ナス科の植物を食べます。

 

このように短毛が生えているテントウムシは草食性なので、植物にはありがたくない存在ですね。

 

 

そうそう、いずれも大きさは6-7ミリくらいでしょうか。

 

 

 

 

 

コチドリ T24_3596

和歌山県みなべ町 2024.7.30.

 

コチドリの小群が休耕田で盛んに採餌していました。

 

独り立ちした今年生まれの幼鳥と成鳥が見られましたよ。

 

この2羽のうち、成鳥と幼鳥の識別ができますか。

 

 

 

コチドリ幼鳥 T24_3574

 

こちらが幼鳥ですよ~。^ ^

 

胸帯は成鳥のように黒くないですし、頭部は成鳥にある黒い太い帯が見られませんね。

 

でも、間もなく成鳥は冬羽への換羽が始まって、幼鳥との識別は難しくなりますよ。

 

成鳥と幼鳥が同時に見られる機会がありましたら、違いをよく観察してみてくださいね。

 

 

 

 

 

ルリモンハナバチ IMG_5611

田辺市奇絶峡 2024.7.26.

 

「幸せを呼ぶ青い蜂」と呼ばれるルリモンハナバチに出合えましたよ~。^ ^

 

ミツバチより少し大きいでしょうか。

 

林縁の一角でアキノタムラソウが花盛りなので、もしかしたらの予感がして少し待っていると、ルリモンハナバチが吸蜜にやって来ました。

 

あっという間にどこかへ行ってしまいましたが、なんとか撮れて良かったです。

 

じつに6年ぶりの出合いでしたぁ。

 

この写真をご覧になった皆様にも新たな幸せが訪れますように…。